4/20 クロコノマチョウ
とうとう令和時代になりました。
だけど、平成時代の記録はまだまだ残っています。
さて、話は戻って。
2週連続でMFへ行ってきました。
天気は晴れ、しかも暖か。絶好のチョウ日和でした。
目標は、ツマキチョウの♀、でしたが…
歩き始めて程なく前から飛んでくるっツマキチョウを発見。しかも目の前で吸蜜を始めました。
ツマキチョウ ♂
残念ながら♂でした。この♂、後翅に薄い黄斑がありました。はたして異常斑紋なのか、それとも花粉で汚れたのか?反対側の後翅表も撮れれば良かったんですが、残念ながら撮ることができないままに飛び去ってしまったのでした。
コツバメ
今年のMFは、コツバメとトラフシジミが多いです。コツバメはさすがにこの時期になると、傷みが目立つようになってきました。
コミスジ
クロコノマチョウ
林の中の小道を歩くと、越冬明けのクロコノマチョウが飛び出しました。止まるところをしっかり確認しないと、枯れ葉に紛れてしまう厄介者です。
コチャバネセセリ
セセリ類は地味なのが多いですが、テリ張りしている姿はかっこいいな、と思います。
ウラギンシジミ ♀
今年、私の前に現れる越冬明けのウラギンシジミは、なぜか♀ばかり。
ムラサキシジミ ♂
越冬明けにもかかわらず、翅表に少し傷がある程度で、比較的きれいな個体でした。
ツバメシジミ ♀
青色鱗が載った新鮮な♀。オレンジ斑も鮮やかでお気に入りです。
チョウ編はこれくらいにして。
タベサナエ 未成熟♂
成熟すると複眼が緑色になって綺麗なんですが、体の黄色が灰色っぽいくすんだ色になるので、この時期が一番綺麗だと思います。
トンボの眼は、どの方向から見てもこちらを見ているように見えるのが不思議。カマキリなんかもそうですね。
オグマサナエ ♀
オグマサナエによく似ていますが、肩の太い黒線に黄色の細線が入るのが特徴。とはいうもののある程度の変異があるので、確実に見分けるには、♀の場合は産卵弁の形などを見なければなりません。そこまでしてないけど。
シオヤトンボ 未成熟♂
成熟が進むと腹部が青白い粉を吹いたようになってきます。
アサヒナカワトンボ
たくさん居る割には敏感で、なかなかモデルになってくれません。
春のトンボたちが出そろってきた中、初夏のトンボの姿も出始めました。
シオカラトンボ 未成熟♂
トンボは成熟が進むにつれて、色の変化が楽しめるのが面白いですね。
小鳥たちは子育て真っ最中。
それぞれ餌となる芋虫・毛虫を探したり、ヒナたちに運んだりと大忙しです。
そして春を彩る鮮やかな花たち。
ヒメハギ
里山は1週間も間を開けると、どんどん季節が進んでいきます。
その変化があるから新たな発見があって楽しいし、それを味わいたくて毎週のように通うんですけどね。
おしまいです。