7/3 オオムラサキ
この日は梅雨の中休み。朝起きると青空が広がっていました。
6月18日に地元でオオムラサキが発生したと情報をいただいてたのですが、出かけるチャンスがあったときは天候が思わしくないのが重なり、出会えてなかったのでした。
今日は大丈夫だろうということで、出かけてきました。
ポイントでオオムラサキが来るのを待っていると、毎年お目にかかる常連さんがおいでになり、今年の状況を伺うことができました。
今年はどうも少ないようで、しかも撮りやすい位置にある樹液の出が悪いのか、そこには滅多に来ず、高い位置の撮りにくい樹液に来ることが多いそう。
今年は低地ゼフやヒオドシチョウが少ないなぁと感じていましたが、オオムラサキもそうらしい。
そういえば複数の知人から、今年は毛虫や芋虫が少ないと聞きました。森を歩いていてもいつもなら糸でぶら下がっている毛虫が多く、不快な思いをするのですが、今年はそれがなかったなぁと思うのでした。
そんな話をしつつ待っていると、ようやく現れました。」今年の初オオムラサキです。
オオムラサキ ♂
86種目。
上の子はかなり傷んでいましたが、下の子は新鮮なようでした。
開翅を狙ってみますが、タイミングが悪い(腕が悪いともいう(^^ゞ)のと、いつになく開翅が少ないので、こんな写真が撮れただけ。おまけに日陰&逆光の悪条件。
遠いし、ストロボの光も届かないので、♂か♀かわからないほど紫色が出ません(苦笑)。
このきれいな個体、闘争心がないのかカナブンと出くわすと、翅を広げて威嚇するどころか後ずさりして逃げるんですよねぇ。
そのうち飛び去ってしまい、午後からの所用もあったのでゴイシシジミを見て帰宅することにしました。
途中足を止めた樹液にもオオムラサキが来ていました。
こちらもかなりスレた個体でした。
いつものゴイシシジミのポイントに行ってみましたが、残念ながら気配なし。餌となるアブラムシも発生していないようでした。ここ何年か安定して発生していましたが、今年はこちらも不作?
コミスジ
二化目になるんでしょう、新鮮な個体が目の前に止まってくれました。
ヒメウラナミジャノメ
こちらも二化目、新鮮でした。
ここでタイムオーバー、ゴイシは諦めて帰路を急ぐのでした。
おしまいです。