6/25 広島遠征 …の後のゼフ三昧

 前々から撮りたかったチョウを撮りたくて、蝶友さんをお誘いしてついに実行しました。
 せっかくの遠征ですので、二日間は充てたかったのですが、お互いの都合もあって日帰り弾丸ツアーとなってしまいました。ひとりではとても日帰りで長距離はつらいのですが、今回は運転を交代できるので気が楽。同行いただいた蝶友さんに感謝!

 また、現地の地理・状況が不案内のため、ご無理をお願いして蝶友さんご夫妻にご案内をいただいたので、心強い限り。

 ところが、状況をお伺いすると、ムチャ厳しい様子。撮れるか撮れないかを通り越して、そもそもいるかどうかの話とか。
 それに加えて、梅雨入りしてから好天が続き、空梅雨のまま終わるのかと思っていた天候が、本来の梅雨の姿を取り戻し、それまでの水不足のお詫びとばかりに豪雨をもたらすことになってきたのに愕然としてみたり。

 でも、天気は「天照大神」の別名をお持ちの方にご案内いただくので、さほど心配はしていませんでした。

 結果は予想どおり。

 チョウはかすりもせず、撃沈。

 天気は朝のうち小雨が降ったものの、次第に回復、最後には時折日も差す、撮影日和となったのでした。

 さすが「天照大神」そのお力は健在でした。大・大・大感謝です!

 今回の遠征の最大の目的だったチョウは見事撃沈したものの、状況を知ることができましたし、あの環境が変わることなく復活を信じ、何年か後に再チャレンジしたいと思いました。

 その後、とっておきのポイントへご案内いただきました。時間的にはすでに撮影には遅すぎる時間になっていましたが、それまでの天候が幸いして下草にもゼフがちらほら。

 いつもより少ないと恐縮されておられましたが、開翅こそは見られなかったものの、十分堪能することができたのでした。

ミズイロオナガシジミ
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 スレていたのは残念ですが、時期的には仕方ないですね。

ウスイロオナガシジミ
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 こちらはまずまずの鮮度でした。

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 これは嬉しかったです。昨年初めて出会ったときは、遠目で近付くことはできなかったのですが、今回は間近で観察することができました。
 草に残った雨露がこの日の天気を象徴しています。

ヒロオビミドリシジミ
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 蝶友さんは♀の開翅を撮られていましたが、私は残念ながら…


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 羽化不全だったのが残念。

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 ♀は新鮮でした。


 ゼフの他にもいろいろ。

オオチャバネセセリ
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オオチャバネセセリ 交尾
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 ちょうど羽化期だったんでしょう、どれも新鮮でした。


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 これも鮮度はまずまず。


ウラギンヒョウモン 交尾
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 ♂は翅が傷んでいました。

ミドリヒョウモン 交尾
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 高いところで葉陰になってしまったのが残念。


イチモンジチョウ
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 新鮮な夏型でした。


スジボソヤマキチョウ
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 翅の尖り具合が良いですね。


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 開翅を何とか捉えることができました。

 今回の遠征は、本命こそ見ることができなかったものの、おかげさまで、たくさんの種類を堪能することができて、とても嬉しかったです。お忙しいところ親切にご案内いただいたTご夫妻、ありがとうございました。また機会を見つけてご一緒できることを楽しみにしております。

 またご同行いただいた蝶友さん、お疲れ様でした。これに懲りずまたご一緒いたしましょう。

 おしまいです。