３／３　春の目覚め - ブログ　和歌山の里山便り

　春の嵐が過ぎたあと、当地では一気に春めいてきました。とはいうものの、北海道では猛吹雪、犠牲になられた方も…ご冥福をお祈りします。

　さて、本日はひな祭り。加太の淡島神社では「雛流し」を行うとのことで、ちょっと興味がありましたが、これだけ暖かくなるとチョウの方が気になり始めます。

　ということで、春の日差しに誘われて、越冬チョウを探しにＭＦへ出かけてきました。

　林縁の日だまり歩き始めると、そこかしこからチョウが飛び出します。

テングチョウ

　春の日差しをいっぱい浴びて、実に気持ちよさそうです。

　コハコベで吸蜜するシーンも見られました。

キタテハ

　枯れ葉の上に翅を閉じて止まられると、一度目を離したら見失ってしまいそう。

　翅を広げれば目立つことがわかっているのか、なかなか広げてくれませんでした。腰を据えて待っていると、ついに。

　この日見たのは、この子だけでした。

　林縁を歩いていると、時折目の前をすっと横切る小さな影がありましたが、とても素早く一瞬のことで正体不明でした。そんな中、ようやく目で追うことができました。

　果たしてその正体は…？

ホソミオツネントンボ　♀

　まだ褐色の越冬色のままでした。本格的な目覚めはもう少し先？

ビロードツリアブ

　モフモフの丸っこい体型がかわいいです。

　そして春の花たち。

　待ち遠しかった春が来たのが嬉しくて、ついたくさん載せてしまいました。

　（えぇ？　いつも、だって？　言われてみれば…(^^ゞ）

　ちなみに残念ながら、今日はモンシロチョウの姿は見られませんでした。

　おしまいです。