6/15 アカタテハ、ミズイロオナガシジミ、ウスタビガ幼虫

 天気が悪いのはわかっていたけど、オオムラサキがそろそろ出ても良い頃だな、とMFへ様子を見に行きました。

 ポイントに着くと、先客はひとりもおらず。まぁ、今に降り出してもおかしくないこの天気だしな。

 樹液はというと、臭いはすれど、虫影はほとんどなく、和すかにカナブンが1頭だけ。

 しばらく待ってると、現れたのは…

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 開翅を期待したけど、チラ見せ程度ですぐにいなくなってしまいました。

 周辺を歩けど、飛び古しのコジャノメが1頭いただけ。

コジャノメ
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 いよいよ雨がぱらついてきたので、オオムラサキは未発生、ということにして、車へと急いでいると、手すりの擬木の上にヤブキリがいました。

ヤブキリ ♂
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 近寄っても逃げないので、正面顔を撮って遊んでみたり。


 青白く見えたシジミチョウが飛んできて、数メートル先の土手に直地。ルリシジミかなと思いながら近付くと、なんとミズイロオナガシジミに化けていました(笑)

ミズイロオナガシジミ
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 少しスレた履いたけど、しっぽがちゃんと揃った個体でした。こういうのは嬉しいですね。


 ふと足元を見ると、鮮やかな黄緑の幼虫が歩いていました。

ウスタビガ 幼虫
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 横から見ると、濃い緑と黄緑のツートンカラー。
 まるで京阪電車の旧塗装みたい。
 でも背中を見ると、黒い小さな斑点がたくさんありました。

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 こんな模様、ウスタビガにあったっけ?もしかしたら何かに寄生されているのかも?ですね。そもそも地面を歩いていること自体おかしいし。
 厳しい生存競争が垣間見えました。

 おしまいです。