4/21 里山歩き その2…春のチョウ

 トンボ探索と並行して、春のチョウ探しも。
 目的は、レンゲに来る某小灰蝶。それと、もうひとつ、春虎。
 
 着いたときはまだ気温も低く、チョウの姿はチラホラ程度。ヒメウラナミジャノメが時々飛び出す他は、モンシロチョウの姿も見えずでしたが、気温が上がってくるに従って、あちこちでチョウが舞い始めました。
 今日の主役はスジグロシロチョウ。それにチラホラとモンシロチョウが混ざります。
 
 斜面で鮮やかな青い花が咲いていました。
 
イメージ 3
 花壇に植えていてもおかしくないくらい、鮮やかで見応えのある花です。実際、ホームセンターで売っているのを見たこともありますが、自然の中で見る花と花壇の花を見るのとでは感激の度合いが「月とすっぽん」ですから、掘り取るのは慎みましょう。
 
少し離れたところでモンキチョウの求愛シーンを発見、慌てて駆けつけます。
イメージ 1
 こんな時でないと、翅表を撮らせて貰えないのでラッキーです。しかし、シャッタースピード設定をうっかり元に戻し忘れていたのでブレが。あ~残念!(>_<)
 
 レンゲ畑に来ると、期待どおり小さな茶色いのが飛んでいます。とまったところを見計らい、そっと近づきます。
 
コツバメ
イメージ 2
  今年も出会うことができました。レンゲがまだ満開でなかったのは残念でしたが…まぁ、満開になったらなったで、花びらが邪魔をして今度は撮りにくくなるんですけどね。
 
 茶色いセセリも見つかりました。
 
コチャバネセセリ
イメージ 4
 今年のお初なのでとりあえず証拠写真を1枚。取ったときは気付かなかったんですが、見事に草かぶり。(>_<)
 接近して角度を変えて…と思ったとたん飛び立たれ、あっという間にロスト。さすがセセリ、すばしっこい。
 
 足下で舞っていたシジミチョウ。
 
ルリシジミ ♀(?)
イメージ 5
 翅裏の黒斑が少なく、白っぽいです。角度的に特徴のある斑紋が見にくいのですが、低温期型のヤクルリの可能性もあるのかな?
 
同個体の翅表
イメージ 6
 もう一度、翅裏を撮ろうとしたんですが、逃げられてロストしてしまいました。
 
 もうひとつの目的、春虎は今回は見つけられず。残念でした。
 
 それでもコツバメは見られたし、コチャバネセセリも見られたので満足です。
 
 ここで、タイムリミットが来たので里山を後にしました。
 
 おしまいです。