9/29 その2 MFのトンボとチョウ

 この日の主目的、それはアカネ(赤トンボ)類をはじめとするトンボ類でした。
 中でもヒメアカネは成熟して顔が白くなっていることを期待。
 
 いつもの場所へ行ってみると、いました!
 
ヒメアカネ ♀
イメージ 1
 この個体、腹部の背面が赤くなっていました。
 
ヒメアカネ ♀
イメージ 2
 こちらの背面は褐色です。
 
ヒメアカネ ♀
イメージ 6
 顔には薄い眉斑がありました。
 
ヒメアカネ ♂
イメージ 7
 予想どおり、♂の腹部は真っ赤に染まっていました。
 
ヒメアカネ ♂
イメージ 8
 顔も真っ白。白いと言っても白粉を塗ったような不自然な白ではなく、透明感のある白です。
 
 草原にはいやに小さなセセリがいました。まるで今年の夏に初めて見たホシチャバネセセリくらいの大きさでしたが、よくよく見ればお馴染みさんでした。
 
イメージ 9
 キマダラセセリ自身、小さなチョウですが、この個体はさらに小さかったです。大きさの比較ができるものがないのが残念なほど。
 
イメージ 10
 好きなセセリのひとつですが、少し傷み気味だったのが残念でした。
 
チャバネセセリ
イメージ 11
 子孫を残すのに一所懸命です。
 
ミドリヒョウモン ♂
イメージ 12
 さすがに擦れてはいましたが、この時期にしては翅の傷みが少ない個体でした。
 
イメージ 13
 これだけ擦れていると、悩みました。はじめはミドリの擦れたものだと思ってレンズを向けなかったのですが、近づいてよく見ると何となく雰囲気が違うなぁと。それで何枚か撮った後、表を撮ろうと四苦八苦していると、高く舞い上がり消えてしまいました。
 帰宅後拡大してじっくり見ると、薄れてしまった模様はメスグロのようでした。
 MFでメスグロを見たのは初めて。今度は♀を見たいものです。
 
ナニワトンボ ♀
イメージ 3
 青い赤トンボことナニワトンボ。♀もやや青みを帯びています。
 
ハグロトンボ ♂
イメージ 4
 夏のイメージがありますが、まだ頑張っていました。
 
オニヤンマ ♀
イメージ 5
 さすがにこちらもボロボロでした。飛ぶのもやっとの状態。
 
 秋の深まるMFでした。
 
 おしまいです。