５／３　ＭＦ・トンボがいっぱい - ブログ　和歌山の里山便り

　２週間ぶり、今年２度目のＭＦへ行ってみました。そろそろ新しい顔ぶれが出ていることでしょう。

　地面にいきなり現れたのは…

ツチハンミョウ　♀

　卵をたくさん詰め込んだ大きなお腹、退化した翅では隠しきれません。こんな姿でもコウチュウ仲間に分類されるとか。

クロヒカゲ

　今年のお初です。黒いアゲハ（クロアゲハか？）とナガサキアゲハも見かけましたが、ただ見送るのみでした。

ホソミオツネントンボ　連結

アジアイトトンボ　交尾

　ＭＦでアジアイトトンボを見たのは初めてです。いる、というのは聞いていたんですけどね。

　イトトンボを見つけるには私の場合、目をイトトンボモードに切り替えないと、とても無理。といっても特別なツールがあるわけではなく、意識を切り替えて集中する、ということなんですが、他に見るものがいっぱいありすぎてなかなか集中するのが難しい…(^^ゞ。

クロイトトンボ　未成熟♂

　水辺のそばの草むらには未成熟の♂がいました。

　水辺では先に成熟した♂がテリ張り。

アサヒナカワトンボ　交尾

　まだまだ未成熟なものが多い中、おませなカップルも混ざっていました。

ニホンカワトンボ　♂

　この辺りでは数少ないトンボです。

オグマサナエ　♂

　眼の色はまだ白っぽく、成熟しきっていないようです。羽化後間もないものもたくさんいたので、オグマサナエの羽化始めは、タベサナエよりも遅いようです。

　水辺の杭を見ていくと、やはりいました。もうすぐ飛べる程度にまで翅が固まっていました。

　シオカラトンボの雄は、未成熟のうちは雌と同じ麦わら色です。この個体は少し成熟が進み、腹端が黒くなって青白い粉が吹き始めています。

　水辺では成熟した雄がテリ張りしていました。

　これからトンボも種類がどんどん増えていきます。楽しみですねぇ。

　おしまいです。