9/7 普通種ばかり…

 3週間ぶりにフィールドに出ました。
 この間2回の週末は何をしていたかというと…天気が悪かったり、所用ができたり。
 この週末も天気は思わしくはなかったんですが、朝、愛犬を散歩に連れて行ったとき、ピッカピカのヤマトシジミの開翅を目撃、それに刺激を受けて帰宅後カメラを持ち出した次第。したがってほんの短時間、ご近所での探索です。まぁ、こんなタイトルになるのも必然、というわけで…。
 
 先ほど見たヤマトシジミを探すべくその周辺を探してみたものの、いつまでも同じ場所にいるはずもなく…車もしょっちゅう通るし。
 
 ふと見るとこんな空色の花。
 
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 普段見かけるツユクサの花よりも二回りくらい小さく、色も淡い青です。葉は逆に幅広く大きいんですけどね。また葉の縁が波打っているのも特徴です。
 
 ヤマトシジミの♂がチラチラ飛んでいるのが目に付きますが、なかなかとまってくれなくて…
 やっととまってくれたと思ったら…
 
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 すでにかなり傷んだ個体でした。う~ん、さっきのがいてくれたらなぁ。
 
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 ♀は比較的新鮮でした。開翅は見られなかったけど。
 
 イタドリの花が咲いていて、チョウの吸蜜が見られました。
 
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 開翅シーンは撮れませんでしたが、翅表が黒っぽい夏型ではなく、かなりオレンジが混ざっていました。
 
 この日一番たくさん見たのは…
 
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 傷んだ個体が多かったですが…
 
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 丹念に探してみると、微妙に後翅の白斑に違いが見られました。
 
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 白斑の並びが乱れているので、一瞬オオチャバネセセリ?と思いましたが、この程度の乱れだとイチモンジセセリですね。開翅してくれたらもっとはっきり確認できたんでしょうが、開く前にどっかへ行っちゃいました。
 
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 これは白斑が3つしかありません。しかもそのうちのひとつは異常に小さいし。
 普通種でも細かく見ていくと変異があって面白いです。
 
 たくさんのイチモンジセセリの中には、こんなのが混ざっていました。
 
チャバネセセリ 1
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 イチモンジセセリには後翅表にも白斑が並びますが、チャバネセセリにはそれがありません。
 
チャバネセセリ 2
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 後翅裏にも目立つ白斑がないか、あっても小さく、円弧状に並びます。
 
 コセンダングサの小さな花には…
 
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 お気に入りのようで、ずいぶん長い間吸蜜していました。見かけによらず蜜の量も多いのかな?
 
 ちょっtショッキングなシーンも。
 
ショウリョウバッタ♂を捕らえたアオメアブ
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 まるでドラキュラのような…弱肉強食の世界が垣間見られました。
 
 ご近所にもドラマあり…遠征ばかりでなく、ご近所探索もたまには良いものです。
 でも…行きたいんだよなぁ、遠征。(^^ゞ
 
 おしまいです。