10/12 シルビアシジミ ほか

 先月の「秋の下見」を基に、シルビアシジミに会いに出かけてきました。
 前日、夜の所用があり午前様になったので、夜明け前に出発するのはとても無理。したがって所用終了後、仮眠せずに引き続いて出撃することにしました。現場近くまで進出しておくと、寝坊しても安心ですから(笑)。
 
 あ、所用と行っても酒席ではありません。飲酒運転ではないのでご心配なく。
 
 仮眠場所に到着、灯りに何か来ていないかと見回ると、いました。
 
アオマツムシ ♀
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コウモリガ
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クロズウスキエダシャク
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 だけどこの程度。
 この場所は結構いろんな種類の蛾なんかが集まっているんですが、まぁ10月も半ばだし、こんなものかな。
 
 さて、シルビア・ポイントへ到着するも、少し時間が早く日陰状態でした。そこで日が当たるのを待ちながらうろうろしつつ、光が当たり始めた辺りを重点的に探していくと、見つけました。
 
シルビアシジミ
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 飛び古した個体でしたが、無事見つけることができてホッとしたのも事実。後はきれいな個体を見付けるだけです。ところが…後が続かない。思ったより少なそうです。
 ポイントの端から端までひととおり探し歩きましたが、ほかに姿無し。これはヤバイと焦り始めた頃、ようやくポイント全体に日が射しはじめました。すると今までどこに潜んでいたのか、チラチラ飛ぶ姿が目に付き始め、一安心。
 
 ほとんどが飛び古した個体でしたが、その中にやっときれいなのを発見。
 
シルビアシジミ
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 やはりきれいな子を見るとうれしくなります。
 
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 上の子とは模様が微妙に違うので、別個体です。
 
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 しつこく追いかけていると、ついに開翅シーンを見せてくれました。
 
 ミヤコグサの花での吸蜜シーンを撮るのが目標だったんですが、ミヤコグサの花自体が少なく、思うようにとまってくれません。
 
 ようやく花にとまっているのを見つけ、チャンスとばかりそっと近づき、ようやく目標達成!と喜んでモニタを確認すると,何か違う…その正体は…
 
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 全身の力が抜けました(T_T)…まぁ、シャレとして使えますが(^^ゞ
 
 仕方なく、こんなシーンで我慢。
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 ツリガネニンジンとのツーショット。
 
 そうこうしているうちに良い時間になったので移動しようかと考え始めたとき、ma23さんがいらっしゃいました。しばし情報交換の後、お別れして次のポイントへ。
 
 下見のときにきれいに草刈りされていた斜面は少し草が伸びていましたが、ヒョウモン類やセセリ類が集まっていた斜面は今度は丸坊主。うまくいかないものです。
 
 気を取り直して探し始めると、やっと見付けました。しかもいきなり開翅。
 
シルビアシジミ ♂
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 飛び古しているのが残念ですが。
 
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 別個体も真正面で開いてくれましたが、こちらも残念。
 
 そうこうしているうちに♀を発見。
 
シルビアシジミ ♀
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 少し青色鱗が出ていました。
 
シルビアシジミ ♀
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 上と同個体。そこそこきれいですが、縁毛がきれいに揃っていないのが残念ではありました。
 
 2カ所のポイントでシルビアシジミを観察した後、この日のもうひとつの目標へと向かいました。
 
 続く…