9/10 憧れのチョウに逢いに…(その2)
お昼前に早々と目的達成、それに大きく素敵なおまけも付いたのに満足し、さて今度はどこへ行こうかとしばしの思案。
地図を見ていると、少し足を伸ばせば思い出のあの場所に行けることに気づいたので、行き先決定。
それはどこかというと…遠い昔、私がまだ中学生だった頃、世間は蒸気機関車ブーム(一般にはSLと略して呼ばれていましたが、私はあまり好きな呼び方ではないので、あえて「蒸気機関車」もしくは「カマ」と呼んでいました。)に湧いていた頃でした。私自身も叔父にカメラを借りて、来たことがある場所です。
最寄り駅はすっかり様変わりしていましたが、駅から少し離れてみると、あぁ、こんな景色だったなぁと懐かしさがこみ上げてきます。
時刻表を調べてみると、少し時間の余裕があったので、周辺探索。
キリギリス ♀
キリギリスといえば、普通は草むらなんですが…実はこの直前、草が激しく揺れていたのでなんだろうと近づいてみると、このキリギリスとトカゲの激しいバトルが繰り広げられていたのでした。で、すごいシーンだなぁと思いながら見ていると、なんとかトカゲの口から逃れることができ、土の上に出てきたというわけです。しかし、この写真には写っていませんが、後肢の先端部分がかじり取られてなくなっていました。
そうこうしているうちに列車の時間となったので、懐かしの撮影ポイントへ。
やって来ました、現在の主役。
キハ120
あの頃の主役はもちろん、貨物列車を、もくもくとした煙を吐きながら牽引していたD51。それに旅客列車は朱色とクリーム色のツートンカラーを纏ったディーゼルカーだったのですが…もう一度見てみたいものですが、それはかなわぬ夢。
続く…