3/28 テリ張りするチョウたち
少し時間が空いたので、近くの里山へ行ってみました。
第一目標はミヤマセセリだったのですが…結果は×(T_T)。
お昼を少し回ってからの出撃だったので、テリ張りの時間と合わなかったのか?は、今後の研究課題。
さて、小高い雑木林の遊歩道には、お決まりのメンバーがテリを張っていました。
ヒオドシチョウ
越冬明けは、さすがに色褪せて翅の縁もすり切れた感じです。
アカタテハは今年初撮りです。
ヒオドシチョウもアカタテハも、他のチョウが通りかかるとスクランブル発進し、果敢に追い払います。相手が同種のみならず、テングチョウであろうが、ルリシジミであろうがお構いなし。一度はスズメバチにまでスクランブルをかけていました。
林縁には黄色いチョウが飛んでいますが、なかなかとまりません。やっととまったと思ったら、絵にならない場所。
まぁ、早春の雰囲気は出たかも?
今度は谷間へと降りていきます。
谷間の開けた場所でテリ張りしていたのは…
ピンと立てた触角がまるでレーダーのアンテナのみたい。
越冬明けにもかかわらず、比較的きれいな個体でした。
ウラギンシジミ ♀
何もない所で一体何をしていたのか…?日光浴をするでもなく、長い間小刻みに移動していました。
早春の里山の代表格。
ビロードツリアブ
タチツボスミレに吸蜜に訪れました。でもこの吸蜜法だと花粉を運ぶ役には立たなさそうな?(笑)
白いきれいな蛾も見つけました。
フタホシシロエダシャク
本人(本蛾)は隠れているつもりなのか?でもやたら目立ちました。
木の枝には…
ウスタビガの繭(抜け殻)
冬枯れの林にはよく目立ちます。
本命こそ出会えませんでしたが、早春の日射しを浴びながら林の中を歩くのは気持ちの良いものでした。
ただし花粉さえなければ…マスクが手放せません(>_<)。
おしまいです。