4/26 トンボ編
いつもの里山ではたくさんの春のトンボに出会えました。
アサヒナカワトンボ ♂
しばらく前から発生していたようで、すでに白い粉が吹きかけていました。
アサヒナカワトンボ♀
食欲旺盛。
♀の翅の先端にある縁紋は白いので、雌雄の見分けは簡単です。ただし、♂も未成熟なうちは縁紋が白いので要注意。確実に見分けるには腹端の形を確認せねばなりません。
タベサナエ ♀
発生さほど経っていないのか、複眼は緑色を帯び始めていますが、体色は黄色いです。サナエトンボはこれくらいの時期が一番きれいだと思います。
タベサナエ ♂
縄張りを作ってホバリングをしていました、体色も緑色を帯びています。さらに成熟が進むと白緑色の色褪せたようなくすんだ色になってくるので、魅力が半減します。
オグマサナエ ♂
タベサナエよりオグマサナエの方が発生が少し遅いのか、見かける数が少なく、複眼もまだ灰褐色でした。
シオヤトンボ ♂
早春のトンボの代表格。成熟が進んで青白い粉が吹いていました。
シオヤトンボ ♀
早くも産卵している♀がいました。
シオカラトンボ ♂
こちらはまだ発生し始め。♂も未成熟なうちはいわゆる麦わら色で、複眼も褐色です。成熟したときの色と比べると、まるで別種のようです。実際、シオカラトンボの♂と♀はその色の違いから、別の種類だと思われていたことがあったと聞きます。
ホソミオツネントンボ
3月中頃に見たときは、♂は青みを帯びていましたが、♀は褐色のままでオツネントンボと見間違うほどだったんですが、すっかり青く鮮やかに変身していました。
GW初日の短時間の探索でしたが、虫たちの春を満喫できました。
これを書いている今日、29日は予報どおりの雨…晴れていたら行きたいところがあったんだけどなぁ…ま、しょうがない、今年は諦めるか。
おしまいです。