5/4 ギフチョウ、ヒメシロチョウ、ヒメギフチョウ
チャマとの出会いの感激に浸りつつ、やってきたのは白馬。
現地で活動された方々と合流し、情報交換しつつ夜も更け、翌日に向けて高まった胸を静めつつ翌朝を迎えました。この日も冷え込みがすごかった。その代わり、すばらしい景色が広がります。
チョウ撮影の前に景色など。
いかにも「信州」、私が持っていたイメージにぴったりです。
白馬のギフチョウと言えばイエローバンド。早速、前日にいたというポイントに陣取り、探索に入りました。ところが冷え込みがきつすぎたためか、いつになっても小さな虫さえ飛ばない始末。日だまりにいても汗が出ないくらい涼しいし、これはちょっとおかしいぞ?
ようやく第1号が現れたのは9時15分。8時半出勤じゃなかったのか?
残念ながら通常のタイプでした。
その後も、ぽつりぽつりと姿を見せますが、いずれも通常タイプばかりでイエローバンドはとうとう姿を現すことはありませんでした。
次第に薄雲が広がり陽が陰ってしまいました。。ついにこの場所に見切りを付け、別のポイントへと移動。ところがこの頃にはさらに雲が広がり、やばい雰囲気に。巡回中の監視員さんがおられたので情報をいただき、こんな時のスペアをということでさらに移動。
次に向かった場所は曇り空にも強いというチョウが主役。というか、晴れて気温が上がるととまらなくなるらしい=撮影困難(私の腕では)。
到着と同時にちらちらと飛んでいるのが目に入りました。必死で追いかけますが、曇り空にかかわらずなかなかとまってくれず…おいおい、話が違うじゃないか。
ヒメシロチョウ 春型
初めて見たヒメシロチョウ。小さくて可愛いです。翅も細長く、尖った感じが特徴的ですが、教えてもらわなければモンシロチョウと間違うかも知れません。
にらめっこ(笑)
別の♂がちょっかいを出しました。
そうこうしているうちに陽が射してきたので、先ほどのポイントへ舞い戻ると、予想どおり飛んでいる姿が目に入りました。
そして憧れだったシーンが目の前に。
カタクリでの吸蜜シーンに大感激です。もちろんヒメギフは初見初撮り。
裏からも。
1枚目とは別個体(だと思う)。
その後♀も見つかり、こりゃ産卵するぞと遠くで見守っていましたが、陽が陰るとともに高く舞い上がり、いずこともなく姿を消してしまったのでした。
結局その後はドラマもなく、ゲームセットに。
今回はイエローバンドの姿さえ見られなかったのは、もしかすると前日のチャマで運を使い果たしたのかも?という結論に達したのでした。
他にも待ち時間に撮ったので、それは次回に。
つづく…