5/31 オオルリシジミ

 今回の信州遠征にはもう一つ目的がありました。それは環境悪化などにより各地で絶滅し、数えるほどしか産地が残されていないという、オオルリシジミ。もちろん、残された生息地では保護活動が盛んに行われ、何とか命をつなげている状態だそうな。そんな場所のひとつへ行ってみることにしました。
 
 朝から重点目標をあっさりクリアしてしまったので、心うきうき、るんるんドライブ(表現が古くてごめんなさい)。でも、こんな時に調子に乗って走っていると白黒車のお世話になりかねないので気を引き締めて。幸い、白黒車に出会うことも。お世話になることもなく、無事ポイントに到着です。
 
 歩き始めると、すぐにあこがれだったその姿を見つけました。
 
 名前のとおり、大きいシジミチョウです。オレンジ斑が並ぶのも良いですねぇ。
 
イメージ 1
 食草のクララにとまっていました。
 
 産卵シーンも見ることができました。
イメージ 2
 
 
 そして求愛シーンも。
イメージ 4
 残念ながら、成就ならず、でした。
 
 求愛されるのに疲れたのか、葉の陰に潜り込んでしまいました。
イメージ 5
 
 待ちに待った開翅シーン。これは♀。
イメージ 3
 
 こちらは♂。
イメージ 6
 遠くてボロくて残念でした。
 
 アザミの花にも吸蜜に訪れました。
イメージ 7
 
 シロツメクサの花でも吸蜜していました。
イメージ 8
 
 再び、開翅。
イメージ 9
 目の前のクララにとまって、翅を広げてくれました。
 
 逆光の中で。
イメージ 10
 縁毛が青く光って見えました。すごくきれいな、印象的なシーンを楽しみました。
 
 時期が遅く、特に♂ではボロな個体ばかりでしたが、♀はそこそこきれいなのも混ざっていて、十分に楽しむことができました。
 
 この後は、明日に備えて食料調達、そして温泉と少しだけ観光気分も味わってみたり(笑)。
 
 明日はどんなシーンが待っているかな?あんなシーンやこんなシーンを想像しつつ、眠りについたのでした。
 
 つづく…