6/15 クロミドリシジミ、ウスイロヒョウモンモドキ

 高速道路のPAで仮眠をとって、やってきたのは岡山県内のとある高原。
 
 まずはウスイロヒョウモンモドキが棲むという、草原を目指しますが霧の中、な~んも見えねぇ。
 そこで霧が晴れるまでということで、ゼフ狙いに移動。
 
 ポイントに着くと、足下には新鮮な小枝がたくさん落ちていました。きっと前日、たくさんの人が入ったんでしょう。で、予想どおりというか、叩けども叩けどもな~んも飛び出しません。それでもしつこく叩いていると、1頭だけ、何かが飛び出しました。どうか降りてきて、と祈るような気持ちで追いかけると、草むらに着地。そっと近づくと、そこにいたのは今まで見たことのないゼフ。「これは…クロミドリや!」とma23さん。
 
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 唯一出たのが初見初撮りのクロミドリシジミとは、朝からなんという幸運。
 
 その後もしつこく叩き続けましたが、ミズイロオナガシジミが2頭出た程度。
 そこで、クロミドリのところに戻って開翅を待つことにしました。
 
 ようやく霧が晴れ、日が差し始めるとついにそのときが。
 
 クロミドリシジミ ♂
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 足下で全開、大感激。
 左後翅が羽化不全気味なのが残念でしたが、新鮮な個体との出会いに感謝。
 
 頃合いは良し、ということでウスイロヒョウモンモドキの草原へと移動します。ここも地元の方々が大切に保護されているところです。
 
 到着してすぐに草むらにオレンジが見えました。
 
ウスイロヒョウモンモドキ
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 朝の日差しの中でひなたぼっこ。
 
 
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 開閉時を狙って、翅裏も。
 
 
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 向こうで朝露が耀いていました。
 
 
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 カノコソウ?での吸蜜。
 アザミもたくさんあるんですが、なぜか白い花ばかりで吸蜜するんですよねぇ。昨日のヒョウモンモドキとは大違いです。
 
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 求愛シーンも撮れました。
 残念ながら不成立に終わりましたが…。
 
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 少し離れたところで別のカップルが無事成立。
 ここまで撮れれば大満足です。
 現地で一緒になった方々と話をしながら、まったりとした時間を過ごしました。
 
 つづく…