7/15 & 18 カワラバッタ、カメムシ類

7/15
 朝、愛犬の散歩をしていると、地面からバッタが飛び立ちました。ここまでは毎度のシーンですが、このときはちょっと違うことが…飛んでいるバッタの翅が青い!
 なんと、カワラバッタじゃないですか!
 
カワラバッタ
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 見た目は何の変哲もない、地味~なバッタですが、最大の特徴は、後翅が青いことなんです。
 
 地元の大きな川は上流にダムが造られ、そのおかげで洪水はほとんどなくなりましたが、その代わりに川幅いっぱい水が流れるような大水が出る回数が激減、石ころだらけだった河原は草原と化し、石ころだらけの河原に棲むカワラバッタはすっかり姿を消してしまいました。
 
 実際、私がカワラバッタを最後に見たのは小学生の頃ですから、数十年ぶりの再会でした。
 
 この辺りにカワラバッタが好むような石ころの河原はありませんから、先日の川が増水した折に上流から流されてきたのかもしれません。
 
 いずれにしても、カワラバッタとの再会に心が昂ぶりました。
 
7/18
 この時期、この辺りの山のチョウは端境期です。
 それでも、そろそろスミナガシが出てるかも?と期待しつつ山に登りました。
 
 でも、いたのはベニシジミ、クロヒカゲ、テングチョウのみ。
 
 久しぶりにベニシジミでも撮ってみるか、ということで…
 
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 この時期にしては、まだそこそこベニが残っている個体です。
 
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 草のてっぺんでテリ張り。
 
 たくさんいたのはカメムシ類。強烈ないやな臭いを発するために嫌われていますが、刺激さえしなければ大丈夫。
 
セアカツノカメムシ 交尾
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 背中の赤がよく目立ちます。
 
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 おなかの色が鮮やかです。
 
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 地味で小さめのカメムシですが、肩のトゲに風格を感じました。
 
ツノアオカメムシ
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 緑色が鮮やかな大型のカメムシです。この写真では表現し切れてませんが、光が当たると背中の緑が光を反射して実にきれいです。
 
 カメムシも捨てたもんじゃぁないですね。
 
 おしまいです。