7/26 キマダラセセリ、ウラナミシジミ ほか

 この週末は天気予報でも行きたい地方は思わしくなさそうだったので、特にどこかへ出かける予定もなかったのですが、地元では好天に恵まれたのでそろそろ「S」が発生してるかも?という期待を込めて近くの山に登りました。
 
…わずかながらキリシマのリベンジに…という気持ちもあったのですが、気分が乗らなくて中止してしまいました。知人のブログを拝見すると、行かなくて正解だったような(^^ゞ。
 
 ただし、午後から所用が入っており、11時には帰宅しなければならなかったので、時間は限られていました。
 
 結果は…タイトルから想像できるように…(イニシャル・Sがありません)(^^ゞ)。
 
 あまり早く着きすぎても、ということで出発時間もそこそこ。したがって、到着したときにはすでに太陽が昇り、日が差していましたが、少し標高が高いせいもあって、吹く風は爽やかでした。それでもお昼前になれば猛暑になるんでしょうけどね。
 
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 近くで2頭がテリを張っていて、なかなか落ち着きません。やっと撮れたのはこんな証拠写真程度(^^ゞ。
 
ウラナミシジミ ♂
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 小さな青っぽいシジミチョウが飛んでいたので、ツバメシジミか、それともヤマトシジミ?と思いながら目で追っていると、ススキにとまりました。そっと近づいてよく見ると、なんとウラナミシジミでした。
 大きさから見ると、ウラナミシジミとはとても想像できないような小ささ(変な表現ですね(^^ゞ)。一般的なヤマトシジミよりも一回り小さい印象でした。
 以前、1cmにも満たないような小さなツバメシジミを見たことがありましたが、この個体もそんな大きさ。幼虫の時、よっぽど栄養状態が悪かったんでしょうか?
 
ホソバセセリ
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 さほど珍しくはないんですが、ついついカメラを向けてしまう、私にとってはそんな存在です。
 
ルリシジミ ♂
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 新鮮個体だったので、ついついカメラを向けてしまいました。
 
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 満開状態のリョウブの花に来ていたのは、アカタテハとテングチョウだけ。夏型のトラフシジミに期待したのですが、見ることができませんでした。
 
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 こんな山の上に?近くに発生するような水たまりがあるのか?それともあまりの暑さに避暑に登ってきたのでしょうか。
 オオシオカラトンボの翅先がわずかに黒く染まっているのを、この日初めて気がつきました。身近な存在の虫にも新たな発見があるものです。
 
タマゴタケ
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 林の中の遊歩道を歩いているときに見つけました。鮮やかな赤だったのでおそらく間違いないかと思いますが…食用キノコだそうですが、手を出す勇気がありません(笑)。
 
 目的の「S」に出会うことができませんでしたが、気持ちの良い散策を楽しむことができました…しっかり汗だくにはなりましたが。
 
 おしまいです。