10/18 ルーミスリベンジ果たせず

 天気予報を眺めていたら、紀伊半島南部は好天との予報だったので、ルーミスの開翅シーンが頭をよぎり、気温も高いしまだ少し早いかなとは思いつつ出撃することにしました。まぁ、閉翅でも撮れればいいか、と思いつつ。
 
 やってきたのは8月、ヤマビルの洗礼を受けたポイント。さてリベンジなるか…
 
 歩き始めて最初に歓迎してくれたのは…
 
クロコノマチョウ
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 岩に止まると見事な保護色です。
 
 この調子でリベンジを、と思いながら歩きますがチョウ影少なし。ちょっと早く着きすぎたかなと思いつつ歩いていると、日の当たる梢にちらとらと怪しい影が見えました。しばらく待っていると頭上2mほどの高さまで降りてきてチラチラ。一瞬、ブルーが見えたので一気にテンションアップ。ところがこの場の雰囲気に気がついたのか、再び高く舞い上がり遙か彼方へと消えてしまったのでした。
 
 この場所でしばらく粘るも、銀色に耀くウラギンシジミが舞う程度で、目的のルーミスは二度と姿を見せてはくれませんでした。
 
 やたら多かったのは…
 
テングチョウ
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 けっこう小型のが多く、紛らわしいことこの上なし。
 
 結局、いつもは多いはずのムラサキシジミずら姿を見ることがなかったのでした。
 
 悔し紛れに黄色いチョウを追いかけてみましたが、おなじみさんばかり。まさか、こんなところにはおらんわな…食草もないし。
 
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 ついでにトンボも撮ってみました。
 
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 体型から見るとナツアカネかも?この2種類、紛らわしい…(^^ゞ
 
マユタテアカネ ♀
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 こんな渓流地帯にいたので、ちょっとビックリしてみたり。
 
 合間に見た植物たち。
 
ウリカエデ
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 赤い実が日差しに映えてきれいでした。
 
一足早い紅葉
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 見上げると、早くも色付き始めた木の枝がありました。葉の色からマユミかツリバナか?と思ったんですが、近くに寄れないため正体がわかりませんでした。
 
シコクママコナ
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 咲き残りの花を見ることができました。
 
ダイモンジソウ
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 水がしたたる崖地にひっそりと咲いていました。まだ咲き始めのようでしたが、満開期だともっときれいなんでしょうね。ピンクの葯が印象的でした。
 
 そろそろ山の谷間には日が差さなくなってきたので、あきらめて帰路につくことにしました。
 今回も惨敗です(ToT)
 さすがに今回はヤマビルはいませんでしたが…
 
 帰宅途中、あちこち寄り道。
 
ナツアカネ ♂
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 頭の先から尾の先まで真っ赤に染まる、私の好きな赤トンボです。
 
ウラナミシジミ ♀
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 ウラナミシジミの♀も、新鮮だときれいな青ですね。
 
ヤクシマルリシジミ ♀
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 近づくことができなかったので、思いっきりトリミングしています。決定的なシーンは撮れなかっやのですが、ノイバラに産卵をしているようでした。
 
 ということで、ルーミスのリベンジは、それらしいのをチラリと一回見ただけに終わってしまい大失敗。
 
 いつかはルーミスの開翅を撮るぞ~!と叫んで、おしまいです。