11/8 モンシロチョウ、モンキチョウ、ウラナミシジミ

 秋も深まり朝晩がめっきり冷え込むようになってきました。こうなると気になるのが越冬チョウですが、週末の天気がイマイチだったり、好天に恵まれても所用が入ってまとまった時間がとれなかったりで、越冬チョウ探索に出かけることができません。
 
 こういうときは、隙間時間を利用して近所の堤防でストレス発散するしかありません。幸い気温が上がりさえすれば、秋まっただ中のチョウの世界が広がりますので(^o^)。
 
モンシロチョウ
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 飛びさえすれば一番目立ちますが、そういうときは敏感になってなかなかの難敵になります。
 でも日が陰るとこのとおり。絵にはなりませんが証拠写真には使えます(笑)。
 
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 晩秋はコセンダングサがいい吸蜜源になりますが、うかつに踏み込むと全身ハリネズミ状態になるのが難点…手入れの悪い公園などで多く見られる帰化植物のアレチヌスビトハギよりは後始末は幾分ましですが…うっとうしいのは変わりないですね。
 
ウラナミシジミ ♀
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 数はそこそこ見られますが、ばろな子が多くなってきました。その中で比較的きれいな子を選んで撮影。
 翅の根元の青がきれいです。
 
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 翅裏をよく見ると、黒斑の中にエメラルドグリーンの輝きを発見。
 
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 思いっきり接近して、その上でトリミングしてみました。写真では表現しきれませんが、日が当たるとキラキラ耀いてきれいでした。
 そして、尾状突起をよく見ると、ねじれていることに気がつきました。今まではまっすぐだと思っていましたが…これは他の個体でも確認する必要があるかも?
 
 普通種でこんな隠れチャーミングポイントを発見できるのも、侮れません。楽しいですね。いいストレス発散になります。
 
チャバネセセリ
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 この間まではたくさんいたイチモンジセセリはすっかり姿を消してしまったようで、セセリ類ではこの子を一頭見ただけでした。
 
 そのほかにも、この時期ならではの楽しみもあるんですが、それは次回に。
 
 続く…