11/8 ベニシジミ、ヤマトシジミ
秋が深まるとともに、ベニシジミの翅の色も鮮やかな紅色になります。
残念ながら後翅の青色鱗の発達が悪い個体でした。一条の青い輝きが入るともっとすばらしいのですが。
別の個体とにらめっこ。ちょっと傷み気味なのが玉に瑕。
ツーショットが見られました。
まず見つけたのは…
ヤマトシジミ ♂
飛んでいる時は白っぽい水色に見えるので雌雄の判定は容易です。
傷みが少ない個体を選んでしつこく追いかけていると、やっと開翅してくれました。
普通種なのでじっくり追いかけることが少ないのですが、あらためてよく見ると美しい耀きに心引かれます。
黒っぽい青色が飛んでいました。早速追跡開始。
ヤマトシジミ ♀
この個体、止まるとすぐ翅を開くので翅裏を撮ることができませんでした。まぁ、開翅を撮るのが目的なので構わないのですが、このレベルではちょっと不満が残ります。
さらに探します…「青い♀、青い♀」とつぶやきながら…傍から見ると十分怪しい(^^ゞ。
ついに紫色に見える個体を見つけました。が、この頃には日が陰り開翅は厳しそうな状況に。とりあえず閉翅を撮りつつ、見失わないように追いかけることにしました。
ヤマトシジミ ♀
このシーン、けっこう好きです。
しつこく追いかけていると、ついにその時がやってきました。
見事に青色鱗が発達しています。ここまで青いと十分満足です。普通種も侮れません。
さらに日が陰ってきたので、これを機に撤収。
おしまいです。