3/22 ヒオドシチョウ、キタテハ、越冬トンボ

 朝から天気が良くて気温も上昇した一日でした。

 この天気なら、チョウもたくさん出てるだろう、ということで近くの山へ。

 日だまりになった谷筋へ入ると、常連さんの姿が。

ルリシジミ ♂
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 気温が高くなかなか止まりません。たまに止まっても開翅なし。

 帰りがけに交尾態発見。止まった場所が悪かったのでポジションを考えつつ、とりあえず証拠写真をとカメラを向けたらおinとが会う間もなく高く飛んで行ってしまいました。残念!

テングチョウ
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 テングチョウは相変わらず多数。

ヒオドシチョウ
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 予想どおり尾根筋の遊歩道でテリを張っていました。

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 セイヨウカラシナの花にキタテハが吸蜜に来ました。 キタテハは今年初撮りでした。

 これだけ気温が上がれば越冬トンボも出ているだろうと、いつもの溜池へ行ってみました。

 堰堤を歩くと、少ないながらもオツネントンボが飛び出します。
 しかし、褐色の身体が枯れ草に紛れることに加え、飛ぶスピードも速いので、あっという間に見失ってしまいます。

 そんな中、交尾態が飛び出しました。水面に突き出した枝に止まったのを確認し、そっと近づくと、そこにいたのはホソミオツネントンボでした。

ホソミオツネントンボ 交尾 イメージ 5
 変形ハートマーク、今年のトンボの初撮り写真です。
 オツネントンボは褐色のままですが、ホソミオツネントンボは越冬が明けると褐色から水色へと色を変えます。
 しかしまだ時期が早いのか、鮮やかさが足りませんね。

 車に戻る途中、やっとオツネントンボの撮影に成功しました。

オツネントンボ ♀
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 胸の部分に枝の影が映り込んだのが残念ですが、まぁしょうがないか。

 山では、植栽されたミツマタが花を咲かせていました。

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 色彩に乏しい今の季節、黄色い花がよく目立ちました。

 ヤマザクラも花を咲かせた樹がありました。

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 日当たりの具合もあるんでしょうが、満開に近い樹から咲き始めの樹、まだ花を開いていない樹と、開花時期に差があるようです。
 それにしても開きはじめのヤマザクラの葉の色から、桜餅を連想するのは私だけでしょうか?涎が出そうになりました(笑)。

 本格的な春の訪れが感じられた一日となりました。

 おしまいです。