４／１２ 春の女神

　ほとんど日差しがなかった前日と打って変わって、晴れる、との予報でしたので、地元ギフを見に行くことにしました。

　嫁さんに声をかけると、珍しく「行く！」と声が上がりましたので、朝の家事が済んでから行くことになりました。したがって、ゆっくり目のスタート、途中でおにぎり買って、ポイントに着いたのはお昼前。

　早速現れました。

ギフチョウ　♂

　到着後すぐに撮ることができたので、後は気楽におにぎりを食べながら飛んでくるのを待ちます。

　ところが天気予報では晴れ、とのことでしたが、お昼を過ぎると雲がかかりはじめ…日が差すと出る、曇ると飛ばなくなる、の繰り返しでした。

　それでも、何度か撮影のチャンスがありましたので、のんびり遊ぶことができました。残念ながら時間帯の関係か、吸蜜シーンは撮れず、日向ぼっこシーンばかりでしたが。

　ふとみると、珍しく下草に止まってパタパタしている個体を発見。何だろうと思って近づくと、なんと♂が♀を押さえ込みにかかっているではありませんか！で、あっという間にカップル成立、と相成ったのでした。

　そばで見ていると、下草の中へ落ち込んで、どんどん深みにはまって行くではありませんか。こうなると写真を撮るどころではありません。

　下草をかき分けて、枯れ草に止まらせてやっと救出。

　風が強くなり、下草に止まらせると揺れて撮影困難になるのが目に見えていたので、仕方なく松の枝に止まらせてみました。

　おしり同士をくっつけて反対側を向くのがチョウの交尾態ですが、ギフチョウの場合、この体勢が普通のようですね。面白いなぁ。

　♂と♀の襟巻きの色の違いがよくわかりました。

　ギフチョウの翅裏の模様、鮮やかですね。思わずアップで撮ってしまいました。

　夫婦共々日頃の運動不足の解消ができ、ギフチョウにも会えていい日となりました。

　おしまいです。