4/28 キアゲハ、ホソオチョウ、他

 知人からホソオチョウが出ている、との情報をいただいたので、休みが取れたことを幸いに京都府下まで出かけてみました。

 がんばって早い時間に着いたため、チョウはまだ1頭も飛んでいない状況。 そこそこ気温が上がっているのに何で?もしかしてやっちまったか?と不安が一気に広がります。

 それでも探索を始めると、モンキチョウがチラチラ飛び始めて少しホッとしてみたり。

 止まっているキアゲハを発見、今年の初見なので慎重に近づき撮影成功。

キアゲハ
イメージ 1

 すぐそばにももう1頭。
イメージ 2

 調子に乗って指を差し出すと、さすがに逃げましたが…(笑)。でも再び止まったので、今度は横から。

イメージ 3
 名前どおりの「黄色いアゲハ」ですね。春型は色が淡くて綺麗です。

 今度はナミアゲハが飛んできてすぐそばに止まってくれました。

イメージ 4
 キアゲハとの違いがよくわかります。

 ホソオチョウと同じウマノスズクサの食草とするジャコウアゲハも何頭か登場。

イメージ 5

イメージ 6
 産卵シーンも見ることができました。

 これら目的外のアゲハ類はたくさん見られるものの、肝心のホソオチョウの姿は見られず…探索をはじめて時間近く経った頃、ようやく1頭が飛んでいるのを発見。

ホソオチョウ ♂
イメージ 7
 じつに5年ぶりの再会でした。

イメージ 8
 止まったところもゲット。目立った傷・欠けもなく、きれいな個体でした。
 それにしても独特な模様ですね。日本産じゃない雰囲気が感じられます。

 この出会いに再び気合いが入り、探索を続けるも「2匹目のドジョウ」との出会いは訪れず、場所を移動することにしました。

 次の場所では歩き始めて数分後。
 ゆったり飛ぶ白いチョウを発見。あっけなく見つけることができました。

イメージ 9
 残念ながら右の尾状突起が欠けていました。残念。

 ここでは他に2頭の♂を見ましたが、1頭はボロ、もう1頭は他の個体に気を取られている隙に見失う、という大失態(^^ゞ。

 こうなれば後は♀を探すのみ、ということで草むらをかき分けていると、不意に足下から飛び出しました。

ホソオチョウ ♀
イメージ 10
 これが同じ種類か、というくらい模様が違いますね。

イメージ 11

 裏からも。
イメージ 12
 この子は実に良い子で、長い間モデルになってくれました。

 もう1頭♀を見つけたのですが、こちらはいったい何があったん?と聞きたくなるくらいボロボロで、レンズを向ける気さえ起きない、気の毒な状況でした。

 でも5年ぶりのホソオチョウを十分堪能することができました。

 情報をくださったTさん、ありがとうございました。

 これらのポイントでは、他にも初撮りや面白い個体も見つけたので、次回ご紹介。

 つづく…。