6/14 ヒメヒカゲ、ムカシヤンマ、ウラナミジャノメ
そろそろ良い時間になったので、ヒメヒカゲの生息地へ向かいます。
入口で出迎えてくれたのは綺麗なセセリ。
オオチャバネセセリ
地元ではほとんど見られないので嬉しい出会いでした。
そして思わぬ歓迎をしてくれたのはこれ。
大柄なトンボが飛んできたな、と思いつつ止まったところを見ると、そこにいたのは…
ムカシヤンマ
一度お目にかかりたいと思っていた、憧れのトンボだっただけに大感激。これを見られただけでも遠路走ってきた甲斐がありました。お誘いいただいたAさんご夫妻に感謝!
そっと回り込み、横からも。
人工物に止まった写真というのがいまいち気に入らないのですが、贅沢は言うまい。
さて本来の目的・ヒメヒカゲを探します。
すると間もなく、「いた~!」とAさんの声が。
ヒメヒカゲ
綺麗な♀でした。
草の間に止まるので、草被りが多く難儀しましたが、何とか証拠写真をゲット。
進んでいくうちに次々と姿を見せてくれました。
おっ、この子は眼が少ないぞ。じっくり翅裏を撮ろうと思ったら、開翅。
雨上がりで日差しが嬉しいのか、止まったらすぐに開翅してくれるので逆に困りました。
今日はそこまでサービスしてくれなくても良いのに、と嬉しい悲鳴です。
それでも何頭か、草被りなしの横顔を撮ることができました。
これは眼が多いなぁ。ちなみにこの個体だけは少し移動した先での撮影です。
あらためて思いましたが、ヒメヒカゲっていろんな目玉模様があって面白いですね。
さて、ヒメヒカゲのポイントでは他にもいろいろ。
ちょっとスレ気味で片方のしっぽがないのが残念。
ウラゴマダラシジミ
さすがにこの時期ともなるとスレが激しかったです。
ウラナミアカシジミ
2頭いましたが、こちらはまだスレが少ない方。
アカシジミも出ましたが、高かったのとスレが激しかったので掲載自粛(^^ゞ。
なんか色の薄いゼフがいるな、と思ってそっと近づいてよく見たら…
ウラナミシジミ ♀
自分でも情けなかった。まぁ、ネタにはなったのでいいんですけど…(ToT)
さて、今度は最後も目的のチョウが混棲するというポイントへ移動。
そこにおられた方に伺うと、「今そこで写真を撮ったばかりだよ」との嬉しいお言葉にそれっとばかり駆けつけますが姿なく、ガッカリ。
仕方ないのでそれぞれ探し回りますが、たまに見つかるのは眼が多いヒメばかり。
同じヒメでもヒメヒカゲの方はあちこちで見つかりますが、発生が早いようでスレ・ボロばかり。
さんざん探し回ってついに発見。
ウラナミジャノメ
残念ながらノーマルな個体でした。新鮮だったんで良としよう。
そして最後にAさんが見つけた個体をご相伴にあずかりました。
眼の数はノーマルですが、先の個体と比べると相対的に眼が小さいような、間延びした印象の個体でした。
今回の盛りだくさんな企画にお誘いいただいたAさんご夫妻に感謝!です。
併せて現地で同行いただいたSさん、それにお目にかかった皆様方、ありがとうございました。
またどこかでお目にかかれる日を楽しみにしております。
おしまいです。