6/14 ヒメヒカゲ、ムカシヤンマ、ウラナミジャノメ

 そろそろ良い時間になったので、ヒメヒカゲの生息地へ向かいます。

 入口で出迎えてくれたのは綺麗なセセリ。

オオチャバネセセリ
イメージ 1
 地元ではほとんど見られないので嬉しい出会いでした。

 そして思わぬ歓迎をしてくれたのはこれ。
 大柄なトンボが飛んできたな、と思いつつ止まったところを見ると、そこにいたのは…

ムカシヤンマ
イメージ 2
 一度お目にかかりたいと思っていた、憧れのトンボだっただけに大感激。これを見られただけでも遠路走ってきた甲斐がありました。お誘いいただいたAさんご夫妻に感謝!

 そっと回り込み、横からも。
イメージ 3
 人工物に止まった写真というのがいまいち気に入らないのですが、贅沢は言うまい。

 さて本来の目的・ヒメヒカゲを探します。

 すると間もなく、「いた~!」とAさんの声が。

ヒメヒカゲ
イメージ 4
 綺麗な♀でした。
 草の間に止まるので、草被りが多く難儀しましたが、何とか証拠写真をゲット。

 進んでいくうちに次々と姿を見せてくれました。
イメージ 7
 おっ、この子は眼が少ないぞ。じっくり翅裏を撮ろうと思ったら、開翅。

イメージ 6
 
 雨上がりで日差しが嬉しいのか、止まったらすぐに開翅してくれるので逆に困りました。

イメージ 5
 今日はそこまでサービスしてくれなくても良いのに、と嬉しい悲鳴です。

 それでも何頭か、草被りなしの横顔を撮ることができました。

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11
 これは眼が多いなぁ。ちなみにこの個体だけは少し移動した先での撮影です。

 あらためて思いましたが、ヒメヒカゲっていろんな目玉模様があって面白いですね。

 さて、ヒメヒカゲのポイントでは他にもいろいろ。

イメージ 12
 ちょっとスレ気味で片方のしっぽがないのが残念。

ウラゴマダラシジミ
イメージ 13
 さすがにこの時期ともなるとスレが激しかったです。

ウラナミアカシジミ
イメージ 14
 2頭いましたが、こちらはまだスレが少ない方。

 アカシジミも出ましたが、高かったのとスレが激しかったので掲載自粛(^^ゞ。
 ミズイロオナガシジミも出たのですが、近くには止まってくれず、ロスト。

 なんか色の薄いゼフがいるな、と思ってそっと近づいてよく見たら…

ウラナミシジミ ♀
イメージ 15
  自分でも情けなかった。まぁ、ネタにはなったのでいいんですけど…(ToT)

 さて、今度は最後も目的のチョウが混棲するというポイントへ移動。

 そこにおられた方に伺うと、「今そこで写真を撮ったばかりだよ」との嬉しいお言葉にそれっとばかり駆けつけますが姿なく、ガッカリ。

 仕方ないのでそれぞれ探し回りますが、たまに見つかるのは眼が多いヒメばかり。

 同じヒメでもヒメヒカゲの方はあちこちで見つかりますが、発生が早いようでスレ・ボロばかり。

 さんざん探し回ってついに発見。

ウラナミジャノメ
イメージ 16

イメージ 17
 残念ながらノーマルな個体でした。新鮮だったんで良としよう。

 そして最後にAさんが見つけた個体をご相伴にあずかりました。

イメージ 18
 眼の数はノーマルですが、先の個体と比べると相対的に眼が小さいような、間延びした印象の個体でした。

 今回の盛りだくさんな企画にお誘いいただいたAさんご夫妻に感謝!です。
 併せて現地で同行いただいたSさん、それにお目にかかった皆様方、ありがとうございました。

 またどこかでお目にかかれる日を楽しみにしております。

 おしまいです。