6/20 新潟遠征その2 ウラキンシジミ、コサナエ、その他

 今回のチョウアカ遠征で、密かに出会いを期待していたチョウがありました。
 それは、チョウアカに時々混じってくるというウラキンシジミ

 あまりにチョウアカばかりで半ばあきらめかけた頃、いやに色の薄いのが飛び出し、高いところに止まりました。「これはまたずいぶんスレたチョウアカやなぁ」と言いつつ、せっかくなのでとりあえず証拠写真を撮り、モニターで拡大してみると、何か違う。

ウラキンシジミ
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 「これ、ウラキンやん!」皆に声をかけ「あそこに止まってる」と指差したとたん、無情にも飛び立ち遠くの方へ…水田の中を追いかけるわけにも行かず、ロスト。

 ガッカリしながら他にいないか探しますが見つからず。あきらめてポイントを移動しようとしたとき「いた~!」の声が。慌てて駆けつけると下草に止まっていました。

ウラキンシジミ
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 今までスレた個体しか見たことがなかったので、そこそこ綺麗だったので良かったです。

 ポイント周辺をウロウロしているときに見つけたサナエ。

コサナエ ♂
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 地元だとこれによく似たオグマサナエがいるのですが、新潟のこの辺りだとオグマサナエは分布していないので、コサナエに間違いなさそうです。
 数多い(?)未見種のひとつだったので嬉しいなぁ。

アカシジミ
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 スレてはいましたが、“チョウセン”が付かないアカシジミも出てくれました。キタアカシジミ?なんて美味しい話は…ないわな~。

オオチャバネセセリ
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 白斑が少ない個体でした。

モンシロチョウ
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 珍しくも何ともないんですが、あまりに無防備に翅を開いていたので思わず撮ってしまいました(笑)。

キアゲハ
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 畑の隅に植えられていたナデシコに来ていました。

ウラギンヒョウモン ♂
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 ナデシコはちょっとしたレストラン状態。

ミドリヒョウモン ♂
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 もっと正面から撮りたかったんですが、そっと回り込もうとしたら逃げられました。

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 高い葉に止まり見下ろしていました。

ヒョウモンエダシャク
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 チョウにも負けない美麗種の蛾ですね。

 本命のチョウセンアカシジミ以外にもこのようにいろんな種類を撮ることができ、大満足の新潟遠征でした。
 翌日まで粘られるというご夫妻とお別れして、我々4人は移動を開始したのでした。

 つづく…