6/27 オオムラサキ、ゴイシシジミ、ナニワトンボ、ジャノメチョウ

 地元の山でオオムラサキが出ているとの情報をいただいていたので、朝食と愛犬の散歩を終えた後で出かけました。
 情報をお知らせ下さった方によると、今年は6月19日が初見だったそうで、やはり今年はずいぶん早かったようですね。
 それで6月22日に様子を見に行ってきたんですが、♂1頭に出会えたもののろくな写真が撮れず、この日あらためてのチャレンジを決行したのでした。

 さて、ポイントに到着するとこの日は誰もおらず、一番乗り。三脚をセットしていると前週も撮影に来られていた方がいらっしゃいました。挨拶をして「時間的にはまだ早いねんけどなぁ」などと話しながら待っていましたが、撮影者はポツポツと現れるものの、肝心のオオムラサキが現れません。

 曇っていたので「天気のせいかも…」などと話しをしていると、遅刻気味ながらいきなり現れたのでした。

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 それぞれ撮影ポジションに付き、撮影大会の開幕です。


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 開翅シーンを重点的に狙います。

 しばらく樹液を堪能した後、飛び去りました。「次も来るぞ」などと言いながら離れて待っていると、しばらく間を置いてやってきます。結局この日は私が待っている間に4回撮影チャンスがありました。

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 オオムラサキを待つ間、周りを見回していると、チラチラ飛ぶ小さなシジミチョウが目にとまりました。飛んでいると白黒に見えるので、「もしかしてミズイロオナガシジミ?でもそれにしてはのんびり飛んでるなぁ」と思いながら見ていると、少し離れた笹の葉に止まりました。

 そっと近づいてみると、そこにいたのはなんと!

ゴイシシジミ
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 それも縁毛まできっちり揃った新鮮個体。
 実は昨年、この山の麓で出会ってはいたのですが、まさかここで再び出会えるとは思ってなかっただけにムチャ嬉しい。これはうれしいおまけでした。

 オオムラサキは十分堪能したので、撮影にこられていたTさんたちと別のポイントの様子を見るため、その場を離れました。

 車を連ねてやってきたポイントでは、オオムラサキの姿は見られず。再び最初のポイントへ戻られるというTさんたちとここで別れ、久しぶりの某山の山頂付近へ行ってみることにしましたが、こんな今にも降り出しそうな空の下、チョウなど出てくるはずもなく撤収することになったのでした。

 帰路、かなりの雨に降られましたが、今年はまだナニワトンボを見に行ってないなぁ、ということで小降りになったのを見計らい某池に立ち寄ってみました。

 まず目にとまったのは…

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 そして本命を見つけました。

ナニワトンボ ♀
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 未成熟なのできれいな虎模様です。
 この日は残念ながらこの1頭だけ。まぁ、本命の池ではなかったし、再び雨が降り出したので探索に力が入らなかったせいもあるでしょう。

 それよりも密かに嬉しかったのはこちら。

ジャノメチョウ
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 ここにも居たんだぁ!

 普通種で居るとこに行けばいやになるくらい見られるチョウですが、地元ではさほど多く見られるチョウではないので、新しいポイントを見つけることができたのは嬉しいですねぇ。

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 別個体も発見。

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 開翅も披露してくれました。

 まぁ、天気はイマイチで最後には雨に祟られましたが、オオムラサキのきれいな翅を堪能できたし、ジャノメチョウの新しいポイントの発見、ゴイシシジミとの嬉しい再会もあったし、それに日頃の運動不足の解消も併せてできた、ということで良しとしましょう。

 おしまいです。