8/1 オオムラサキ、ゴマダラチョウ、ヒメサナエ

 スミナガシが見たくて、近くの山へ登ってきました。といっても歩いての登山ではなく、もちろん車で。

 途中の樹液ポイントに立ち寄ると、オオムラサキがいました。

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 さすがにこの時期になると傷みが目立ちます。

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 すごく敏感で、こちらが気づく前に飛び立ち高い枝へ。

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 あんなところで開翅してくれてもなぁ…。


ジャノメチョウ
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 地味なチョウですが結構好きです。


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 カブトムシ♀、カナブンとの会食シーンが撮れました。樹液にはたくさん集まっていたのですが、場所が悪く集団が撮れず残念でした。


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 樹液といえば、カブトムシやクワガタムシが定番ですが、ここではミヤマクワガタがいました。


また樹液にはなくてならない昆虫も。樹にとっては迷惑なやつでしょうね。

シロスジカミキリ
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 その後山頂のポイントまで順に見ていきましたが、肝心のゴマダラチョウには出会えず。知人によると次の日に登って出会うことができたそうなので、今年、私はスミナガシに縁がなさそうです。

 その代わり、山頂で咲くリョウブの花には優雅な姿のチョウがいました。

アサギマダラ
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 しっかり体力をつけて、南へ渡っていくんだぞ。

他にはイシガケチョウも。
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 2頭いましたが、いずれも黄色型でした。


 スミナガシはあきらめて山を下りていく途中、ふと気になった場所があったので、様子を見がてら沢沿いの林道に入ってみました。チョウ関係ではめぼしいものは見られなかったのですが(これだけ暑いと当たり前かも?)。


 足下にチラチラ飛ぶチョウがいました。

ツバメシジミ ♂
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傍らの葉っぱの上にトンボが止まっているのに気づきました。
 そっと近づくと、今まで見たことがないような…といっても小型のサナエトンボはどれも良く似ているのでぬか喜びは禁物と言い聞かせながら撮影。帰宅後調べてみるとその正体がわかりました。

ヒメサナエ ♀
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 初見・初撮り。これは嬉しかったです。できればその場で喜びたかったですが。 
 さらに調べてみると、お隣の大阪府奈良県では準絶滅危惧種に指定されていました。で、当和歌山県では何も指定なし。ということは和歌山県においては絶滅の心配なし=多く生息、との判断で良いんでしょうね。


ヒメサナエ ♂
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 ♂もいました。

 この林道、季節を変えて来たらおもしろいかも?
 
 その後、久しぶりのナニワトンボが棲む溜池に立ち寄りました。

ナニワトンボ ♂
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リスアカネ ♂
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コシアキトンボ ♂
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 途中からトンボモードになってしまいました。

 おしまいです。