8/8 ウチワヤンマ、タイワンウチワヤンマ、その他

 子供のテニスの試合があったので、会場まで送っていきました。
 試合開始まで小一時間の待ち時間が…ということで周辺を散策。

 歩道にはなぜかヒメアカタテハがウロウロ。

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 何してんの?


 遊歩道にはシジミチョウがチラチラ飛んでいました。

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 さすがに暑すぎて開翅は見られませんでした。まぁ、かなりスレ気味ですけど。

 溜池近くの空き地を通りかかると、枝先に大きなトンボがいました。
 「おっ、タイワンウチワヤンマだ、ラッキー」とばかりにいろんな方向から撮影。ところが帰宅後写真を整理していて気づきました。「これ、団扇に黄斑があるやん…」そうです、タイワンがつかないウチワヤンマだったんです。

 自分の目の悪さと同定力の欠如、併せて観察力のなさにガックリ。

ウチワヤンマ ♀
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 普段あまり目にしない♀だから嬉しかったんですけどね。

 ここで少し言い訳を。♂だったら団扇が大きくて黄斑も大きいので間違うことがなかったんですが、雌は団扇が小さいので、タイワンと間違えてしまったんです。まだまだ修行が足りません(^^ゞ。

 溜池の水際まで降りてみると、遠くの水面に立っている杭に、♂の姿がありました。

ウチワヤンマ ♂
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 遠くておまけに逆光なのでほとんどシルエット。まぁ証拠写真として。

 岸辺近くをパトロールしていたトンボが近くに止まりました。


タイワンウチワヤンマ ♂
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 あまりに近すぎて、おまけに望遠しか持ってなかったので、団扇部分がピンぼけですが、こちらは正真正銘、タイワンです。

 テリ張りするのはタイワンウチワヤンマは岸近く、ウチワヤンマは沖合でする傾向があると聞いていましたが、この日それを実感できました。


チョウトンボ
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 止まりながらゆらゆら揺れるチョウトンボは、見る角度が変わると翅の色が変化して見えます。


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 水面のきらめきに赤が透けて見えて綺麗でした。

 そうこうしているうちに試合時間が近づいたのでテニスコートへ。結果は…相手が強すぎたとだけ言っておきましょう。頑張れ~!

 試合が終わり、友人たちと映画を見るという子供を送って映画館へ。そこで嫁さんと子供を解放、身軽になって自宅へと向かう前にちょっと寄り道。

 やってきたのは水がにじみ出して湿り気のある空き地。特に目的もないのですが、真夏の状況を見たくて。空き地の中で特に湿地状になったところはイノシシのぬた場になっていました。

 暑すぎるため、特にこれといった収穫もなし。
 せっかく来たのでわずかにいた虫たちを撮影。

ハラビロトンボ ♀
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 成熟すると♀はこんな目立たない色になるんだなぁと改めて感心。


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 脚の付け根に赤い点が。どうやらダニが寄生しているようです。


ショウジョウトンボ ♂未成熟 イメージ 10
 黄金色に耀く未成熟な♂。かつてオオキトンボと間違えてことが何度あったか…恥ずかしい思い出です。


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 翅裏がすっきりした印象の個体でした。


ルリシジミ ♂
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 結構新鮮そうでした。これも翅裏はすっきり?ルリシジミは元々すっきりでしたね。

 ここらで暑さに負けて撤収。
 熱中症には気をつけよう。

 おしまいです。