８／１５　タイワンウチワヤンマ、トンボ類

　朝、テニスの試合に行くという息子を試合会場へ送っていきました。

　その帰り道、ナニワトンボやムスジイトトンボなどが棲むため池の状況が気になっていたのでちょっと寄り道。

　堰堤や周辺の畑地、あぜ道では未成熟なショウジョウトンボをはじめシオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ウスバキトンボがたくさん見られました。

　その中で時折、大きめの黒っぽいトンボが飛び出しては消えていきますが、残念ながら正体はわからず。タイワンウチワヤンマ辺りかな？

　堰堤の上から水辺をのぞき込むと、岸辺近くでタイワンウチワヤンマがテリを張り、コシアキトンボ、チョウトンボ、ギンヤンマやオオヤマトンボらしいのが飛び回っています。相変わらずトンボが多いようでほっとしました。

　ため池外周の林に近づいていくと、アオイトトンボがいました。

　まだ若い個体らしく、色鮮やかです。

　白い粉が吹き、色もくすんで見えました。

　水辺に降りてみると、流れ込みの草地にムスジイトトンボがいました。

　探せば他にもいる場所があるんでしょうが、県内で私が知っている生息地はこのため池だけなので、貴重な存在です。

　細い草に止まってチョウトンボがゆらゆら揺れていました。

チョウトンボ

　ひときわ大きく目立つのがタイワンウチワヤンマです。

タイワンウチワヤンマ

　岸辺近くやそれに続く草原などでテリ張りをすることと、驚かさなければ飛び立っても同じ場所に戻ってくるので、比較的簡単に撮影できます。

　さて肝心のナニワトンボを探しますが、いつもいるような林縁で見つけることができませんでした。この池では減ってしまったのかな？と心配になった頃、ようやく発見。

ナニワトンボ　♂

　今までこのため池では数が少ないながら安定してみられていたので、なんとか見つけることができてほっとしました。

　さぁ、急いで所用を済ませ、また迎えに行かなくては！慌ただしい日です。

　おしまいです。