いつもの里山へ(7月16日) その1

 連日の疲れがたまっていたのか、寝起きが悪く、それでも10時前に家を出て、いつもの里山へと向かいました。
 狙いは暑さを避けて休んでいるヤンマ類。
 到着後、林間の小道を歩きますが、トンボの姿は無し。そのかわりにハグロトンボがチラチラと飛び立ちますが、意外に敏感なのと撮りやすい場所にとまってくれないため、写真はパス。
 少し紫色を帯びたクロコノマチョウが飛び出しました。この色は♂かな?
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綺麗な子を見ると嬉しくなります。
 
明るいところに出ると、ヤマサナエ♀が足元から飛び立ち、近くにとまりました。
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 まだ頑張ってたんだねぇ。この時期にしては翅の傷みも少ないべっぴんさんでした。
 正面から撮ろうと回り込もうとしたところ、フッと飛び立ち高い木の上へ。見事に振られてしまいました。
 
 雨の後に濁った池では、オオヤマトンボがパトロール
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 いつもはすばらしい速さで飛んでいくんですが、この日は比較的のんびりムードだったので、私でも飛翔写真が狙えました。もちろん、写りは腕を反映してはいますが。^_^;
 
 翅裏の模様がやけに目立つコチャバネセセリが、飛んでいました。いつもならあっという間に見失ってしまうのですが、このときはひとつの草むらに執着があるのか、一定の範囲から離れませんでした。
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 行動を観察すると、笹の葉にとまってはお腹の先をこすりつける仕草を繰り返します。産卵をしていたのでしょうか?チラッと見ただけですが、残念ながら私の目では卵を確認できませんでした。…近頃進んでいるな~、と実感。少し悲しくなります(>_<)。
 
 湿地に行くと未成熟のシオカラトンボ♂がいました。
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 羽化後、さほど日が経っていないと思われますが、すでに翅先に蜘蛛の糸が絡んでいて、生存競争の厳しさを垣間見た思いがしました。
 
…続く