いつもの里山へ(7月16日) その2

 ここの湿地の代表的なイトトンボであるクロイトトンボカップルがいました。
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 水生植物の葉にとまっているので、押しつぶしたようなハート形です。
 
 キイトトンボカップルもいました。
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 こちらは産卵中。
 
 帰りの林間の小道で、低い場所をヤンマがゆっくりと飛んでいました。
 ヤブヤンマ♀です。緑の目玉がまるで宝石のようで、綺麗です。
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 しばらく観察していると、地面にとまり、土に腹端を差し込みました。
 これはどう見ても産卵姿勢なんですが、こんな林の中、しかも土中に産卵するとは、なんてやつだ!しかも水路(とはいうものの、年中水が流れているわけではありません)からは1メートルあまり離れています。
 不思議に思い、帰宅後調べてみると、ヤブヤンマは水辺近くの土の中に産卵すると記載がありました。
 トンボにもいろいろな習性があるものですね。
 
 そろそろアカネ類も出ている頃だと思いながら歩いていると、いました、いつもの場所に。
 ヒメアカネの未成熟♂です。
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 まだ羽化して間がないため、腹部はオレンジ色ですが、成熟すると赤くなってきます。
 顔はというと…
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 ナニワトンボのようなチョビ髭はありません。今は黄色っぽいこの顔、成熟すると白くなるんです。
 成熟した頃、また会おね。