9/13 某トンボに遭いたくて…

 …って、思わせぶりなタイトルです(^^ゞ。
 8月にKAWAIさんを案内したときは見られなかったため、今でもいるんだろうかと気がかりだったので…そういえばここ何年か、見に行ってなかったし。
 
 途中の花壇で紫褐色の葉のオキザリス(カタバミ類)を発見。
オキザリス・レグネリー
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 大きい葉の割には小さな(といってもムラサキカタバミくらいはありますが)花を咲かせています。色がまた、ごく淡い紫色で、清楚な感じ。いいですねぇ。
 このオキザリス、繁殖力が強いのか、株が増えているように思いました。
 
 山道の傍らに花を咲かせたカクレミノがあり、ハチやアブがたくさん集まっていました。しばらく眺めていると、やって来ました。
クロアゲハ ♂
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 写ってはいませんが、後翅に白い線がはっきり確認できました。
 
ダイミョウセセリ
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 後翅にうっすらと白線が出ている中間型で、こちらではよく見られるタイプです。
 
ミンミンゼミ ♂
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 関東方面では街中でも見られるセミですが、こちらでは主に山地へ行かなければ見られない、少数派のセミです。
 この日も時々声は聞こえるものの、高い木の上で鳴いているので姿を見ることができなかったんですが、運良く低い位置でその姿を捉えることができました。
 
 林縁の小道を行くと、下草にチラホラと赤いトンボがとまっています。これは…と期待して近づきますが…
マユタテアカネ ♂
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 大きな眉斑。残念、いつもの面々です。
 
マユタテアカネ ♀
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 ついでに♀も。まだ羽化してさほど日にちが経っていないのか、黄色みが強い綺麗な個体でした。
 ちなみにマユタテアカネの♀には、この写真のように翅の先端部が透明なものと、黒褐色のものの2つのタイプがあります。
 
 何頭ものマユタテアカネにガッカリさせられたあと、ついに登場!
マイコアカネ♂
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 すっかり成熟して、顔が青白く染まっています。
 
 正面から…
マイコアカネ ♂ その2
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 眉斑がなく、綺麗にお化粧しています(^o^)。
 マユタテアカネとの違いは、眉斑がないこと、胸横の模様が複雑なこと、♂は成熟すると顔が青白く染まること、♂の尾部上付属器の上方向への反り返りが弱いこと。
 
 残念ながらこの日は♀を見ることができませんでしたが、♂は数頭いましたのでちょっと安心しました。