10/12 地元の里山 その1 トンボ、その他編

 久しぶりに地元の里山へ行ってみました。
 目的はここ何年か会えていない某赤トンボ探索でした。
 結論から言うと、会うことはできたのですが、決して喜ばしい状況ではなかったような。

 この日も愛犬の散歩&若干の寝坊が重なってゆっくり目のスタートとなりました。

 まずは今まで一番目撃回数が多いポイントへ。

 早速赤いトンボが見つかりましたが、腹端がちょんと跳ね上がってる…。

マユタテアカネ ♂
イメージ 1
 でした~。でっかい眉斑もくっきり。う~ん、君じゃないんだな~。

マユタテアカネ ♀
イメージ 2
 すでに何度か産卵したのか、腹端が泥で汚れていました。

 高い枝先に少し大柄なトンボが止まりました。

イメージ 4
 いるところにはたくさんいる、赤トンボの仲間ですが、地元では出会うことが少ない、希少種です。

 今年も見つからなかったかとあきらめかけた頃、ついに登場。

マイコアカネ ♀
イメージ 3
 何とか出会えてホッとしましたが、この1頭だけ。♂にも会いたかったなぁ。

 他にこんな面白いものに出会いました。


ニトベハラボソツリアブ 交尾
イメージ 5
 初めて見ました。脚がメチャ長いです。お腹もムチャ細い。これは名前どおりですね。
 大きさは…一方が吸蜜しているのはミズヒキの花ですから、想像できるでしょうか、一度目を放すと見失ってしまうほどでした。


ササキリ ♀
イメージ 6
 こんなキリギリスやバッタの仲間って、写真を撮ろうと近付くと、草の後ろへ回り込んで隠れようとするんですよね。こんな細い茎じゃ隠れようがないと思うんですが…何度もチャレンジしているうちに渋々モデルになってくれました。


メナモミ
イメージ 7
 まるで踊っているようなユニークな花です。粘つくので服に付くとやっかいな存在ですが、見ている分には面白い。


イメージ 8
 ここで見かけたのは白花ばかりでした。


イメージ 9
 フェンスに絡んだ蔓草に赤い花が咲いていました。ルコウソウかと思ったのですが、それにしては葉の切れ込みが粗い。帰宅後調べてみると、ルコウソウマルバルコウとの交配種だそうな。


イメージ 10
 水が抜かれた溜池にいました。脚がかなり泥にめり込んでいるような…歩きにくそう。


イメージ 11
 かわいい小鳥の群れに出会うと心が和みます。それにしても正面から見るとまん丸ですね。

 ダラダラと紹介しました。次回はチョウ編を…普通種ばかりで恐縮ですが。

 続く…