11/28 ムラサキ探索
この季節になると、なぜか気になる「ムラサキ」のチョウたち。今年も探索に出かけてきました。
朝のうちは晴れ間が広がるとの予報で、早く出発しなければと思いつつも、ついつい時間が過ぎてしまいようやく出発できたのがかなり遅くなってから。
空を見上げると雲が広がりつつあって、少々焦りながら到着すると、幸いにもまだ日が差しておりました。
遊歩道を日が当たっている場所を求めて歩いて行くと、早速「ムラサキ」が出迎えてくれました。
ムラサキシジミ ♂
この季節ならではの輝きですね。
ムラサキシジミ ♀
この輝きがたまりません。
楽しんでいたのもつかの間、少し雲がかかり始めました。
すると正直なもので、葉の陰に潜り込みました。
再び日が差してもじっとしたままだったので、あきらめて他を探します。
ところが雲がどんどん広がって、ついには完全に太陽を隠してしまいました。風も吹き始め気温も急降下。
こうなったら動きそうにないですね。
越冬場所へと潜り込んでしまった子も。
こうなったら、集団越冬でも探すかと木々を見ながら歩いていると、大きな葉の真ん中に茶色いのが見えました。
ムラサキツバメ
陽気に誘われて集団を飛び出したものの、気温が下がって動けなくなったんでしょうか?
葉裏を見ると白いチョウ。
ウラギンシジミ
薄暗い葉裏に白いチョウって目立つように思うのですが、実際に探すとなると意外に目立たないんですよね。
この日は2頭見つけただけに終わりました。ムラサキのチョウたちとは違って、触角を翅の間にしまい込み、完全に越冬状態に入ってるようです。
ムラサキツバメ
この子はまだ動く気配はあったものの、太陽が隠れてしまっていては開翅も望み薄。歩いて移動するつもり?
ふと葉が重なり合って何時ところを見上げると、茶色い塊が目に入りました。
ムラサキツバメ 集団越冬
ついに発見しました。
数えてみると13頭の小さな群れでしたが、それでも自分で見つけられたのは大きな成果。
しかし、天気は悪くなる一方だったので、この辺で撤収することにしました。
駐車場に向かって歩いていると、地面でなにやら動くものがいました。
スズメ
ごくごく普通の鳥ですが、このようにじっくり見ると仕草がかわいかったです。
すっかり葉を落とし、赤い実だけが目立つハナミズキに鳥がいました。
遠くシベリアから渡ってきたんですね。
お腹がオレンジ色に見えるのがいました。
もしかして、アカハラ?
もしそうだったら良いんですけどね。
おしまいです。