近くの山へ(7月17日)
三連休の中日は朝から休日出勤、。仕事が片付いたので、午後、近くの山へとリフレッシュに出かけました。
さすが三連休、人出も多く、今日は写真は無理かなと、あきらめムードの中、オレンジの閃きを発見。あれはなんだ?とソッと近づくと…オカトラノオの花にいたのは…
おまえ、こんなとこにもいたんかよ~。
街中では嬉しい存在ですが、こんな山まで進出してると思うと、ちょっと複雑な思いがします。
こちらもご近所の定番、ヤマトシジミ
ごくごく普通種ですが、いるとつい撮ってしまう、チョウのひとつです。
今を盛りと咲いているリョウブの花を見て回ると、いました、褐色のお姿が。
もしや…と期待してよく見ると…残念~。
トラフシジミ夏型、通称「夏トラ」
つい先日までは憧れの蝶だったんですが、この間の遠征でたっぷりと見て以来、私の中での夏トラの株は少々下落気味。
単独で見ると綺麗で魅力的な蝶なのは間違いないんですが、一見よく似た別の蝶を期待していると、つい間違える、少しばかり可哀相な立場の蝶なんです。もっとも、そんな蝶はここらにははじめっからいないんですけどね。期待する方が無理というもの…それでも地元で見られたのは嬉しい限り。喜んで撮らせていただきました。
さらに探索を続けると、突然目の前の樹に、セミが飛んできてtまりました。
ヒグラシ
夕方になると、もの悲しそうな声でカナカナカナカナ~と鳴くセミです。
私が小さい頃…夏休みの自由研究で、昆虫採集が行われていた頃のこと…このヒグラシを捕った子は、一躍ヒーローになれなした。それくらい捕るのが難しいセミでしたが、今は結構近いところで見る機会が多いです。それだけ自分自身の行動範囲が広がっているからかも知れません。…ちなみにその頃の私は、ヒーローにはなることができませんでした。
樹液の出ているところに来て、何気なく見上げると、オオムラサキがいました。
この蝶は日本の国蝶として知られていますが、身近なところでは数年前まで見たことがありませんでした。
別にあの頃間より増えたということはなさそうですが、身近で見られるというのは嬉しい限りですね。
ちなみに傍にいるのは私の親戚?、アオカナブン。ストロボを使ったので、一部が赤く光ってますが。
時々翅を開くのを、カメラを構えて待ちます。がしかし、蚊が多くて…集中力が失われていき、一瞬のチャンスを何回も逃がしてしまいました。それでも何とか数枚キャッチ。それも綺麗な個体で大満足でした。
1枚キャッチすると、周りを見渡す余裕も出てきます。
ふと、数十センチ上を見ると、いつの間にか知らないうちにに、1頭の蝶がとまっていました。
スミナガシでした。
和風の渋い色合いが格好いい。しかも地元では過去一度だけ、遠征先でも一度しか見たことがないという、私にとっては貴重な蝶です。
これで満足、撤収にかかります。帰り道、道の上に張り出したリョウブを見上げると、1頭のセセリを見つけました。
ホソバセセリ