3/27 偵察…スギルリ
知人から教えていただいたスギタニルリシジミがいるというポイントへ行ってみることにしました。
前日同様、好天を期待して気合いを入れて早起きしたものの、あいにくの曇天。おまけに肌寒い。
まぁ、下見半分だし、ダメ元でと出発したものの、途中雨が降り出し、某峠で温度計を見ると思わず目を疑いました。
4℃! (゜◇゜)ガーン!
真冬じゃないですか!
完全にノックアウトです(^^ゞ。
それでも下見、下見と言い聞かせつつ目的地を目指しました。まぁ、現地に近付くにつれて雨が上がり、雲の色も明るくなってきたのがせめてもの救い。
ウロウロしつつ、教えていただいたポイントらしき場所にたどり着きましたが、辺りはまだ真冬の様相。
温度は6℃。昆虫の気配全くなし。
トチノキの芽は…
こんな状態。やっと花芽が動き始め、下部の鱗片が剥がれ始めたところでした。これじゃぁ、スギルリの発生はまだまだ先のような…。
近くの杉林の縁に黄色い塊が見えました。
薄暗い杉林をバックにピンポン球のような花が浮かび上がる様は、はっとする美しさがありました。
渓谷沿いに枝を赤く染めた樹が散見されました。車を駐めてよく見ると、なにやら花のようなものがたくさん着いています。
望遠で拡大してみると…
やはり蕾のような…。
帰宅後調べてみると、「フサザクラ」のようでした。しかもこの状態が開花状態のようなんです。サクラと名が付くものの、イメージするサクラとはほど遠い。いろんな花があるものですね。
やがて時折弱いながらも日が差し始め、少し気温も上がったかな?と思う頃になり、虫が飛ぶ姿が見られ始めました(それでも11℃!)。
するとミツマタの花になにやら動きが。
ビロードツリアブ
長い口吻が役立っていますね。
そして、やっと姿を現したチョウはというと…
テングチョウ
でしたとさ。
ここらでついにあきらめ、帰路についたのでした。
おしまいです。