4/30 ウスバシロチョウ、ダイミョウセセリ、サカハチチョウ、ミヤマカワトンボ

 某SAの片隅で一夜を明かし、やってきたのは東三河地方のとある場所。

 メインターゲットはウスバシロチョウです。

 この日の朝も気温が下がって肌寒く(おかげで車中泊も快適だったんですが)、喜び勇んで早く着きすぎたため、な~んも居ない。
 こんな時はウロウロしてもしょうがないので、車中でうとうと。辺りに太陽の光が差し始めた頃合いを見計らって探索開始。線路を挟んだ向こうの畑の上を白いチョウがチラチラ飛んでいますが、遠いのなんの。止まったところをとりあえず撮って、モニターで拡大して確認すると、ウスバシロチョウであることが確認できました。しかし畑の中へ入っていくわけにもいかないので、近くまで来るのを待ってじっと我慢の子。

 そのうち何とか撮影できる距離までやって来る子が出てきました。

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 今年36種目。
 活動し始めは、日光浴で体を暖めるため、よく止まってくれます。

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 翅が透けて向こうがうっすら見えるのが、ウスバたる由縁でしょう。


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 同じような写真ばかりなので、場所を移動しながら探索。

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 タンポポでの吸蜜シーン。この子は♀ですね。大きな交尾嚢が見えました。

 
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 ハルジオンでも吸蜜。


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 ウマノアシガタでも吸蜜していました。

 ウスバシロチョウを探して移動中、こんな子たちに出会いました。

ダイミョウセセリ
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 37種目。
 後翅の白斑がほとんどありません。
 遠くから見て、一瞬、今年まだ見ていないミヤマセセリかと思ったのですが…(^^ゞ

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 珍しく翅を立てて止まっていました。


サカハチチョウ 春型
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 38種目。
 決して珍しくはありませんが、出会えると嬉しいチョウのひとつです。


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 表はこんな角度でしか撮れなかったのが残念でした。


ミヤマカワトンボ ♂
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 今年のトンボ16種目。カワトンボ類は金属光沢のある腹部がきれいです。


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 翅の美しさは逆光で透けて見える方が上、かな?


 時間的にまだまだ余裕があったものの、GW真っ最中の帰路の渋滞が頭をよぎり、早めに行動開始。これが大当たり。
 いつもお土産を買うSAも「満車」との情報があったので、ひとつ手前の「混雑」表示だったSAでリクエストされていた手羽先を手に入れ、さしたる渋滞に巻き込まれることもなく(途中1カ所だけ故障車が原因の渋滞がありましたが、10分とかからず通過できました)、無事帰宅することができたのでした。

おしまいです。