5/1 スギタニルリシジミ、龍神温泉
静岡・愛知遠征から帰った夜、「明日はまだ休みやなぁ?どこかへ行きたいんやけど…」と嫁さん。「GWの後半はうっかり仕事を入れてしもたんで、まともな休みは明日しかないし…」
「どこへ行きたいん?どこへ行っても混んでるやろしなぁ…」
「どこでもええわ」
「それが一番困るやんか。そや、久々に温泉はどう?龍神温泉(日帰りやけど…)」
「それ、ええわ、久しぶりやな」
ということで、「美人の湯」で知られる龍神温泉へ行くことになったのでした。
子供たちに話すと、
下の子「一緒に行く!」
上の子「ええわ、しんどそうやし。家に居てる」
ということで3人で行くことになりました。
温泉に向かって山の中の道を走っていたとき、以前から気になっていたポイントのことを思い出し、ちょっと寄り道。
小さな滝
森の新緑とせせらぎの音に癒やされます。
ポイントへ着き、辺りを見渡していると、チラチラ飛ぶシジミチョウが1頭。「よっしゃ、予想どおり!」と嬉しくなったものの、これが止まらない。一瞬地面に止まったものの、ピントを合わせる間もなく飛び立ち、はるか頭上へ消えていきました。ガッカリ。
しばらくその場で粘ってみるものの、その後は一向に姿を見せず。「これは困った…今日は家族サービスがメインやし、棲息が確認できただけでも良しとするか…」と諦めて車に戻り始めたその時。突然上の方から急降下してきたチョウが1頭。しかも目の前の枯れ枝に止まったではありませんか。
スギタニルリシジミ
まるでドラマの大どんでん返しのような展開に自分でもビックリしました。目の前のスギルリがスレ個体であっても写真を撮ることができたことに感謝!
これで気分良く温泉へと向かうことができます。
いよいよ温泉に到着。
大きなレリーフが出迎えてくれました。
ちょっと歴史を感じさせる旅館の建物も。
看板の文字の向きにご注目。
今回はこの旅館にお世話になりました。日帰り入浴ですが…
ずぅ~っと前にも日帰り入浴に来たことがあったんですが、もっと温泉施設が古びていたように思い、嫁さんに言うと「私もそう思ってた」。
で、よくよく観察すると、緑の中の埋もれた使われていない建物発見。
「あれがそうやったんや~」
確かに記憶の中の状況と一致します。この状況を見ると、もうずいぶん長い間使われてなそうな雰囲気でした。これで謎がひとつ解決しました。
久々に温泉を堪能することができました。
おしまいです。