4/29 大井川鐵道

 予定どおりベッコウトンボを撮った後、次ぬ向かった先は…鉄分の濃い私としては、やはりここでしょう。
 実はこの県内には興味深い鉄道が他にもいろいろあるのですが、先ずは私にとって一番思い入れがある電車が走っているこの鉄道に決めました。

 一番手軽に狙えそうなポイントへ向かいました。

 ネットで時刻表を調べると、次の電車が車でたっぷり余裕があるのでとりあえず撮影場所を決めようと車から降りたとたん。
 レールの音がカタンカタンと響いて来るではありませんか!

 慌ててカメラを向けると、やってきたのは、

16000系
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 元近畿日本鉄道の16000系でした。
 あまりにも突然だったもので、カメラの設定はベッコウトンボを撮ったときのまま、かろうじてレンズの交換を終わっていたのがせめてもの救い。

 それにしてもなぜこんな時間に?しかも急行の表示だし。こんなの時刻表には載ってない!回送電車なら乗っていないのもわかるけど、ちゃんとお客さんが乗ってたし…謎は深まるばかり。

 いよいよ時刻表に記載のある電車がやってきました。

21000系
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 いやぁ、懐かしい!元南海電鉄髙野線で活躍していた「ズームカー」21000系です。
 実はこの電車、南海での現役時代に何度か乗ったことがあるんです。塗装も当時のまま。


 列車を待っているとき、ふと道路を見ると、こんなやつがトコトコ歩いてくるのが見えました。

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 私がカメラを構えると同時に向こうも気付いたらしく立ち止まり、一瞬目が合ったと思ったら横の草むらへと消えていきました。


 さて、この鉄道を訪れた目的のひとつを待っていると、汽笛の音が響いてきました。ドキドキ…緊張が高まる一瞬です。

C56 44 かわね路号
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 蒸気機関車が走っている姿、久しぶりに見ました。

 長い編成の後押し機関車として活躍する電気機関車

501
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 次の列車は…

C11 227 かわね路号
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  煙の臭いが懐かしかったです。


E101
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 この列車にも後押しが付いていました。

 ちょっと場所を移動して。

21000系
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 さらに移動。今度は車庫が隣接する新金谷駅へ。

C11 190
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 車庫の奥で整備中でした。


C10 8
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 こちらも車庫の奥で休んでいました。これが走るのを見たかったのですが…。


C12  164
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 ターンテーブルの上が定位置のマスコット的存在。この先自力で動くことはもう無いんでしょうね。

 さて、一番初めに撮った時刻表に記載が無い16000系の急行電車。駅員さんと話をしていてその謎が解けました。
 実は時刻表に載せていない臨時急行があるんです、とのこと。そこで、その時刻を掲載した時刻表をいただきました。
 それにしても、一般に発表していない電車が存在するとは、恐るべし。

 この大井川鐵道、まさに動く鉄道博物館ですね。久しぶりに蒸気機関車と煙の臭いを堪能することができました。

 この後スーパー銭湯を探し、そこのお湯に浸かりながら1日の疲れを取ることにしたのでした。

 つづく…