6/18 但馬でゼフ狙い


 天気予報を見ると、目的地付近はお日様マークが並んでいました。時期も例年ならちょうどいいはず、今年は遅いかもしれないなと思いつつも、この日しかないということで出かけてきました。私にとっては2年ぶりの但馬行きです。

 明るくなり始めたポイントに着き、ゼフ撮影七つ道具(って、七つもないですが)を持ち、長竿でペシペシしながら歩いていると、見覚えのある車が駐車中。やがて向こうから見覚えのある姿が現れました。先々週に引き続きDさんでした。考えてることは一緒だなと大笑い。これで待っているのも退屈しないですみそうです。

 ペシペシしても出なかったのは、Dさんが叩いた後だったのか、ということで納得していると、一言「出ないよ。」これはのっけから厳しそう。

 そこでもう一人おいでになった方とともに、いつものテリ張りポイントで待機することにしました。

 まず現れたのはイチモンジチョウ。

イチモンジチョウ
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 葉の上で活動前の日光浴。


 お次は吸水に降りてきたフジミドリシジミ

フジミドリシジミ ♂
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 69種目。
 当然ながらかなりボロでした。

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 次はいよいよ主役登場かと、わくわくしながら待っていると、はるか頭上でちらちらするばかり。
 やっと降りてきたかと思っても、遠いことこの上なし。

アイノミドリシジミ ♂
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 70種目。

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 チラリと見える金緑色の輝きが素晴らしいです。

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 全開してくれたものの、遠い。

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 この向きで止まることが多かったので、黒っぽくなって色が出ない。

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 これがこの日のベストショット。4枚の翅の輝きを写すことができました。しかしながら先に書いたように、止まる位置が遠い!全く近くに来ることなく、不満が残る結果となりました。
 掲載した写真はすべてトリミングしています。


 そこで、場所を替えて別のゼフを狙うこととしました。

 ポイントを移動して行くと、そこにはOさんをはじめ数名の方がおられたので、仲間に入れてもらって撮影開始。

ジョウザンミドリシジミ ♂
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 71種目。

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 ジョウザンのチラリの輝きは、青みを帯びています。

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 比較的近いところに止まってくれるのですが、止まる向きが悪く色が出ません。

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 それでも何度かチャンスがあり、斜めショットながら4枚が青っぽく輝く写真を撮ることができました。


 何度かトンボも飛来。
クロサナエ ♂
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 トンボ30種目。

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 このトンボとの出会いはうれしいですねぇ。

 そういえば、以前来たときはたくさんいたアキアカネの姿は見当たりませんでした。まだ時期的に早いのか、それともアキアカネ自体が減ってしまったのか…前者ならいいんですけどね。

 ゼフの活動時間が終了し、H狙いに移動される皆さんと別れ、一人別のポイントへと向かいました。
 さて、この別れての移動が吉と出るか、凶と出るか…結果はいかに。

 つづく…