6/18 キマダラルリツバメ
またまた移動してやってきたのはキマルリポイント。
実は今回、Hの撮影を断念したのは、知人にキマルリの状況を見てきてほしいと頼まれていたことと、何より青が鮮やかな開翅を撮りたい!という望みを叶えるためだったのです。
さて、ポイントへ到着すると、そこには網を持った数人の人影がありました。これはまずい!多勢に無勢では話になりません。第一先客は向こうの方だし…。
仕方ないのでそのポイントはあきらめ、別のポイントを探すべく放浪の旅へ。
ウロウロしていると、なんとなくよさげな場所があったので、そこで待つことにしましたが、果たして現れるかどうか、不安でいっぱい。
そこで先週撮られたと小耳に挟んだ知人に電話をして、ポイントを聞いてみようと電話をかけたとたん、ハエかアブのようなものが周囲をくるくる回り始めたので目で追っていると、3mほど先の葉に止まりました。
見るとしましま模様のチョウの姿が!少しあきらめムードが漂い始めていたキマルリではありませんか!
慌てて電話を切り、早速撮影開始。
キマダラルリツバメ ♂
78種目。
いきなり開翅を披露してくれました。しかも鮮やかな青。いきなり目的達成です。
いきなり開翅を披露してくれました。しかも鮮やかな青。いきなり目的達成です。
実におとなしくていい子で、たまに飛んでもまた近くに戻ってくるので、1時間近くじっくり遊んでもらいました。
途中、網屋さんが様子を見に来ましたが、しっかりガードして、飛び去るのを見届けたのは言うまでもありません。
これで目的達成、充実感に浸りながら帰路につくことができるというものです。
おっと、この日は梅雨の晴れ間で蒸し暑く、汗もたっぷりかいたので、途中温泉施設に立ち寄り、汗を流してさっぱりしました。これも心の余裕ですね。
ルンルン気分で(古いなぁ)車を走らせていると「さっきの電話は何の用?」というメールが。
ごめんなさい、電話をしたことをすっかり忘れておりました。
慌てて最寄りのパーキングに入って、お詫びと報告のメールを返したことは言うまでもありません。
おしまいです。