7/19 高原のヒメシジミ

 最終日のこの日、行こうかと考えていた場所は複数あって、前夜の段階での天気予報はどちらとも決めかねるものでした。

 そこで朝の予報を確認してから決めようと、どちらに転んでも良いように宿泊地を決めたのでした。ところがそこは標高が低いため(といっても私が住んでいるところの標高に比べるとはるかに高いのですが…)、いつまでも暑さが抜けず、音もうるさくて睡眠不足な朝を迎えてしまいました。

 あらためて予報を見ると、西の地点は現在晴れで12時以降は曇り。東の地点は現在曇りで9時以降15時頃までは晴れ。

 これは悩みます。

 おまけに行こうと思っている東の地点の空に真っ黒な雲が垂れ込めています。それに比べると西の空は明るいような…。

 これは西だな、と考え車を走らせているうちに、今晴れということは着く頃には日が差して暑くなってるだろうな。東の方は晴れてくるというし、やっぱり東にしよう、と方針転換。東へと向かうことにしました。

 ところが、近付くにつれてますます黒い雲が被さっているような感じがして、ちょっと後悔しつつも予報が当たってれば晴れてくるやろ、ということでそのまま進みました。

 高原に向かって登っていくと、突然濃霧(というか雲の)中へ突入。これはしまったなぁと再び後悔しつつも登っていくと、雲から脱出すると同時に頭上には青空が広がっていました。

 自分の勘が当たったこんな時は、実に気持ちが良いものです。

 早速草原を歩き始めます。

 草原にはヒメシジミがたくさん。その中に大きめの違うものが混ざっていないか、注意しながら見て歩きます。

 しかしそうは問屋が卸さない。

 中に一回り大なのが混ざってはいましたが、よくよく見るとヒメシジミの大きめの個体なのでした。

 はい、わかってはいるんですよ、すでに遅すぎる時期だってことは。でも万が一、っていうこともあるし、自分の目で確かめずには居られないのでした。

ヒメシジミ ♀
イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6



ヒメシジミ ♂
イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12



ヒメシジミ ♀と♂
イメージ 13

 ボロいのもいましたが、新鮮なのもけっこういて、楽しませて貰いました。

 それにしてもヒメシジミって、かわいいチョウですね。

 つづく…