4/2 ミヤマセセリ、ルリタテハ
朝から天気が良かったので、地元のMFへミヤマセセリを探しに行ってきました。
谷筋の日だまりには、テングチョウが日向ぼっこ。
テングチョウ
越冬明けにしては傷みが少ない、きれいな個体でした。
いよいよミヤマセセリのテリ張りポイントを目指して山を登ります。
春の日差しで日だまりはポカポカですが、風が冷たく、日陰に入ると登山で火照った身体が一気に冷やされます。
気温がさほど上がっていないようなので、ちょっと厳しいかも?
やはりと言うか、いつものテリ張りポイントに着いても姿を現しません。仕方がないのでテリ張りしそうなポイントを探してさらに歩くことにしました。
ふと足元を見ると、ウバタマムシがいました。
ウバタマムシ
いつまで経っても動かないので、そっと触ってみると、なんと絶命しているではありませんか。
そりゃ動かないはずだわ。
でも絶命してさほど時間が経ってないらしく、破損はまったく見られず。どうせなら生きているうちに出会いたかったなぁ。
登山道でルリタテハがテリ張りしていました。
後翅の破損が激しいのが残念でした。
尾根筋を辿りつつ、ミヤマセセリを探しますが、全く姿がありません。
ここで最後、と思いながら下草が生えた場所にさしかかると、下草の間を黒っぽいチョウがチラチラ飛んでいるのを見つけました。
止まるのを待ってそっと近付くと、やったー!
ミヤマセセリ ♂
今年も春の妖精に出会うことができました。
その後も数頭が入れ替わり立ち替わり現れるのですが、なかなか止まってくれません。
所用もあるし諦めるか、と山を下りかけたとき、愛想の良い子が現れました。
なかなか撮る機会のない翅裏も撮らせてくれたのでした。
残りの春の妖精2種、コツバメとツマキチョウにも早く出会いたいものです。
おしまいです。