4/15 ギフチョウ、ヒオドシチョウ

 今シーズンはギフチョウを求めて遠征できそうもないので、地元ギフを撮って気を紛らわすことにしました。

 定番のカタクリとのコラボももちろん良いんですが…スミレでの吸蜜も捨てたもんじゃない…というのは負け惜しみ?(^^ゞ。

 ということで、運動不足の身体にむち打って、山登り。

 登り始めは天気が良く、爽やかな青空が広がっていたんですが、山頂に近付くにつれ次第に雲が…。

 それでもいつもギフを見かける辺りまで登っていくと、早速飛んでいる姿を発見、そっと追いかけると、地面に止まりました。

イメージ 1
 少し枯れ葉が被さってしまいましたが、今年の初ギフ。やっぱり嬉しいものです。

 いきなり目的を達成できたので、足取りも軽く山頂へ。ところが気分とは裏腹に雲が広がり日も差さず。

 そんな中、慰めてくれたのはテリ張りするチョウたち。

ヒオドシチョウ
イメージ 2
 越冬明けで傷みが目立ちますが、シーズン初撮りは嬉しいですね。

イメージ 3
 のんびりとモデルになってくれる子もいたので、思わずにらめっこ。

 それとは逆に、こちらは敏感で、遠目からこんなのが撮れただけ。

イメージ 4
 この前の初撮りの子より傷み具合は多少マシでした。

 テリ張り場で一番目立っていたのは…

キアゲハ
イメージ 5
 春型は小さくてきれいです。でもこれがギフと紛らわしくて…なれれば飛んでいても見分けは簡単ですが、最初は戸惑いました。

イメージ 6

 バトルも見せてくれました。

イメージ 7
 腕がついていかず、写りは最低。ご勘弁。

 そんな合間に時々ギフが姿を見せてくれました。

イメージ 8
 前翅はきれいですが、後翅は切れてしまっていました。


イメージ 9
 鮮度はまずまず。

 ところが天気のせいか飛んでくる数も少なく、ほとんど止まらない。苦戦の中、少ないチャンスを活かすことができたかな?

 正午まで粘っていたものの、雲が切れる気配はなく、おまけに雨の臭いもし始めたので、撤収することにしました。

 急いで山を降りていくと、朝イチで見つけた辺りでギフチョウが舞っていました。スミレに止まるかと期待したものの、スミレには見向きもせず。

 一瞬、止まった姿をゲット。

イメージ 10
 左後翅が少し羽化不全なのが残念でした。

 この頃から雲が切れ始め、青空が少しずつ戻ってきたのでした。そして登山口まで降りてきたときには快晴に。
 お日様に後ろ髪を引かれつつも、再び山を登る気力も体力もなかったため、涙を飲んで帰路についたのでした。

 全体を通しては所期の目的は達成できたので良かったのですが、残念だったのはコツバメに一頭も会えなかったことと、撤収のタイミングを誤ったことですね。

 これが今シーズンの成績を象徴していなければ良いのですが…(^_^;

 おしまいです。