5/6 あへん法の…

 朝、愛犬の散歩で一回り。

 ジャコウアゲハが飛んでいたので、カメラを持って出かけました。

 ♀が優雅に飛んでいたので、飛翔を狙いましたが、ピンぼけ、草かぶりで没写真量産の結果に。まぁこれは想定内。

 何とか見られたのはこれ。

イメージ 1
 青空がバックならなお良かったんですが…

イメージ 2
 足元まで来ましたが、見下ろす感じだと飛翔の雰囲気がありません。

 この後産卵行動が見られましたが、いずれも草の中だったので思うような写真は撮れませんでした。

 産卵行動後の栄養補給、吸蜜。
イメージ 3
 休息静止は遠くの高い樹の上だったので、撮影は断念しました。

 ふと見ると、淡い紫の花が咲いていました。よく見ると…

アツミゲシ
イメージ 4

イメージ 5
 これはあへん法で栽培が禁止されている花のひとつです。この場合は、状況から見て栽培ではなく自然生えでしたが、それでも放置できません。

 保健所へ連絡しようと思いましたが、GWまっただ中なので人がいないだろうし、対処に時間もかかるだろうということで、最寄りの警察署へ電話しました(この程度で110番通報もないだろうということで)。

 すると、管轄の交番から警官2人がやってきて、現場確認と事情聴取。事情聴取といっても和やかな雰囲気の中、住所氏名と電話番号を聞かれただけですが…でも私の携帯番号はしっかりリストに載りました(笑)。

 見つけた状況とアツミゲシの特長を話した後、現場の警官はアツミゲシに間違いないか確認できないとのことで、スマホで写真を撮って本署へ送ったところ、確認できたとの返事が入ったようで、担当の刑事さんがすぐに向かうとのこと。

 やってきた刑事さんによると、今回のような工事のために運ばれてきた土に種が混ざっていたり、東南アジアから輸入された堆肥、腐葉土なんかに種が混ざっていることも多く、ある日突然生えて来ることが多いとか。

 花がきれいなため、栽培禁止と知らずそのまま残しておいて種が飛び散り、どんどん増える事例も多いのでそんな場合は完全に処分するのは何年越しになるそうです。

 下手に自分で引き抜いて処分すると、その植物体の一部が残っていた場合、あらぬ疑いをかけられる(知ってて栽培したとか)可能性もあるので、保健所なり警察なりに連絡して処分して貰うのが一番良いようです。

 色々勉強になりました。

 おしまいです。