5/21 イチモンジチョウ、ゴマダラチョウ、コジャノメ
蝶友さんとお別れしてやってきたのは、地元の山。今年はまだヒカゲ類を撮ってないので、何とかしたいなぁ、と。
いつものように探して回りましたが、いるはずのサトキマ、クロヒカゲ、ヒカゲチョウ(これはまだ早いかな?)にはかすりもせず。
代わりに迎えてくれたのはジャノメ類でした。
コジャノメ
林の中では、たくさんのコジャノメがいました。
少し離れたところで開翅する個体も。
灰色の性標が見えるので、♂ですね。
林縁でたくさん見られたのはヒメウラナミジャノメ。
ヒメウラナミジャノメ
止まると同時に開翅するので、翅裏は撮れませんでした。
この個体は、眼状紋が大きい豪華版。映り込んだ葉の影が残念でした。
杭の上にゴマダラチョウの前翅が1枚、くっついているように見えました。近寄ってみると胴体もあります。まさか生きてはないだろうと手を伸ばすと、羽ばたきながら落下。
まともな翅は片方の前翅1枚だけ、というすさまじいばかりの羽化不全でした。まさか今年の初撮りがこんな個体とは…。
落ちたところは湿った地面。水分不足だったのか、さっそくストローを伸ばして吸水を始めました。この角度からだと軽い羽化不全にしか見えません。
遊歩道でテリを張っていたのは…
イチモンジチョウ
かなり敏感で、こちらがちょっと動くとすぐに飛び立ちますが、周辺を飛び回った後、同じ場所へ戻ってきます。
遠くからですが、やっと開翅も撮ることができました。
地元の山では地味なチョウばかり。時期的には1週間後にはそろそろ低地ゼフも発生するだろうと思いますが、今年は遅れているようなので何とも言えません。
おしまいです。