7/15 カラスシジミ、クロシジミ、オオウラギンスジヒョウモン

 三連休初日、蝶友さんをお誘いしてプチ遠征。

 翌日、チョウに関するイベントを控えた場所に近く、都合がつけば久しぶりに参加したいところですが、私の仕事の都合もあって、泣く泣く日帰りになりました。

 早朝やってきたのはとある高原。すでに気温が上がり始めていて、暑い一日になる予感。

 朝露にズボンがびしょ濡れになりながら草むらに分け入り、ペンペン棒で叩き出しをしますが、時折飛び出すものの降りてこない。たまに降りてきても逆光で見失い、さんざんの結果。

 久しぶりにDさんにお会いし、しばし一緒に探索。

 それでも何とか写真を撮ることができました。

カラスシジミ
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 当たり始めた朝日に赤く染まります。

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 新鮮な個体が出ましたが、草むらの中で四苦八苦。何とか良いアングルをとガサガサしているうちに飛び去ってしまいました。


 ゼフの♂も1頭飛び出しました、残念ながらスレてしまっています。

エゾミドリシジミ(?)
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 エゾだと思うのですが、いかがでしょう?

 しばらく待ちましたが、開翅することなく高い梢に消えてしまいました。

トラフシジミ 夏型
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 アイノのテリ張りを見に行かれるというDさんとお別れして、移動。

 次の目標は…

クロシジミ
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 ちょうど盛期に当たったらしく、♂も♀も新鮮な個体がたくさん見られました。しかし期待していた開翅はまったく見られず。すでに気温が上がりすぎていたせいでしょうか。
 あまりに暑く、日差しも強くて熱中症寸前になってしまいました。ほんと、この時期は高原といえども気をつけなければなりませんね。


 残り物?のミズイロオナガシジミも飛び出しました。

ミズイロオナガシジミ
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 日差しを避けるように葉陰に潜り込んでしまいました。


オオウラギンスジヒョウモン
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 夏の高原を代表するようなヒョウモン類ですが、以前に比べるとずいぶん少なくなったように感じました。

 林道で見かけたのはコムラサキ

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 獣糞かと思いましたが、ミミズの死骸を吸っているようでした。

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 真後ろから見ると、紫色がまったく出ません。

 翅4枚とも紫色が出るような角度を探しましたが、残念ながら叶わず。

ダイミョウセセリ
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 地元では見られない関西型なので、ボロになっていてもついカメラを向けてしまいます。幸いこの子は比較的新鮮でした。

 この時期のセセリといえば…

ホソバセセリ
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 今年も多くの新鮮個体に出会うことができました。

 そしてこの日の締めくくりは…


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 残念ながら期待した開翅もなく、飛び出しても日陰へ潜り込むばかり。

 やはり気温が高すぎるせい?

キマダラルリシジミ
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 おまけのキマルリも開翅せず。

 もうしばらく粘ったら良いシーンに出会えたかもしれませんが、帰宅が遅くなるということで撤収と相成りました。

 ご一緒いただいた蝶友さん、お疲れ様でした。
 次回行くときは見られなかったチョウにも遭いたいものですね。

 おしまいです。