7/22 ミヤマカラスアゲハ、ルーミスシジミ

 蝶友さんをお誘いし、紀伊半島南部の深山幽谷へ探索に行ってきました。探索目標は某チョウ。

 結果は惨敗。まぁ、こんなこともあるわいな。

 ということで、おまけが繰り上がり。

ウラギンシジミ
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 干上がった河原で獣糞のようなものを吸っていました。

 道端には赤いイチゴが実っていました。

エビガライチゴ
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 試しに食べてみると、甘酸っぱくてまずまずの味。夏の探索では、暑いばかりでなくこんな嬉しいおまけもあります。

 雨上がりの山道には、そこかしこに湧き出た水が流れています。

ミヤマカラスアゲハ ♂
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 そんな湧き水で吸水していました。それにしてもこの美しさ、たまりません。

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 そんなとき、車が通って一時避難。地形の関係で真正面に回り込めなかったのが残念でした。

 某チョウが出るとしたらここだろう、と思われる場所で粘ってみましたが、冒頭に書いたように全く姿を見せず。また再挑戦してみる?

 帰路に寄り道して別のチョウを探してみることにしました。まだ早いかもと思いつつ。

 道端でちらちら飛んでいたのは…

ヤクシマルリシジミ ♀
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 産卵場所を探しているような雰囲気でした。

 猛暑の林道を汗を拭き拭き歩いていると、ようやく発見。

ルーミスシジミ
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 いつもはもっと遅い時期に探しに来るんで、出会えるかどうか心配していたんですが、今年も出会うことができて良かったです。

 でも見つかったのはこの1頭だけでした。

 あとは…

ムラサキシジミ
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 この時期、ルーミスはこんな風に開翅するはずはないですもんね。でも見せてくれたら嬉しいなぁ。

 頭の上を追い越して枝に止まったのは…

ミルンヤンマ ♂
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 翅がつやつやしてるし、目玉もくすんだ色ですから、羽化してさほど日数が経っていない未成熟ですね。
 もっと遅い時期に羽化するんだと思っていました。

 おしまいです。