8/5 ミヤマチャバネセセリ

 前日振られたスミナガシを見に行こうかと思いましたが、もう一件、気になる情報をひょんなことからいただいたので、スミナガシは翌日に回すことにして、もう一件の方を確認することにしました。

 で、やってきたのはこれまた高標高地。

 ヒョウモン類はいないかなとやや期待してきましたが、いたのは…

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 ほんと、どこにでもいるようになって私の中の価値観ランク大暴落!のチョウです。きれいなのは確かなんですけどね。チョウ撮影を始めた頃は見られるだけでも嬉しかったものですが。
 あの頃はよく見られたミドリヒョウモン、ほんと少なくなってしまいました。

 まぁ、このとき他のヒョウモン類が見られなかったのは、夏眠に入っているせいかもしれませんが。

 
キアゲハ
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 コオニユリでの吸蜜シーンが見られました。花粉で翅裏がオレンジに染まっています。


イチモンジチョウ
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 幸いこの角度からはわかりにくいですが、右前翅が大きく破損した個体でした。


ホソバセセリ
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 翅裏の淡褐色の鱗粉がほとんどなくなった、スレた個体ばかりですが、たくさん見られて良かったです。来年は新鮮な姿を撮りたいですね。


ダイミョウセセリ
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 新鮮なものからスレてしまったものまで様々。これもたくさん見られました。

 で、今日の本命、タイトルのチョウはというと…

 1頭だけではありますが、なんとか見つけることができました。

ミヤマチャバネセセリ
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 感激!

 今年5月に違う場所で初撮りしたときは、あまりにもボロすぎて達成感は全くなかったのですが、今回の鮮度はけっして良いとは言えませんが、まずまずなので良かったです。

 和歌山県のレッドデータの位置づけは『準絶滅危惧』。環境も含め、大切にしたいものです。
 (諸般の事情もあり、ポイント等に関する質問にはお答えできませんので、ご了承ください)


 時々飛んでいるのを見かけた瑠璃色の輝き。ふと足元を見ると白い石の上で休んでいました。

オオセンチコガネ
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 産地によってその色に違いがあるそうですが、ここで見たのはこの色だけ。意外。
 
 おしまいです。